あと少しで2020年も終わりますね。

今年は新型コロナに振り回された1年でしたね…。

新しい生活様式、ソーシャルディスタンス、マスク、消毒…

今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなり、

想像もしなかったようなことが身の回りで起きてしまう…。

多くのかたがそのように感じたり、経験されたのではないかと思います。

 

新型コロナで世界が混乱する前のことを覚えていらっしゃるでしょうか?

「Black Lives Matter」黒人の命も(は)大事

テニスの大坂なおみさんが試合ごとに違う犠牲者の方の名前を書いたマスクを

して抗議していたことも覚えていらっしゃる方も多いのではないかと思います。

きっかけとなった白人警察官による黒人への不当な暴力、迫害は

以前からアメリカでは社会問題であり、度々同じように犠牲者が出て、

暴動などにも発展したこともある大きな、根深い問題です。

アメリカが独立戦争を経て自由の国として旗を上げてから数十年後、

その自由の国であるはずのアメリカで虐げられていた奴隷を解放しようと

南北戦争が起こります。

表面上は奴隷制度は無くなったものの、一部の支配階級や民族は快く思っておらず、

差別意識がいまだに根強く残っている地域や人々がいまだにいるのです…。

南北戦争から100年ほど経った20世紀になってもその差別は解消せず、

有名なキング牧師が公民権運動を行い、1964年になり、公民権法が制定され、

法律上では人種差別が終わった、ことになっていますが依然として

犠牲者を生み出している現状があります…。

 

キング牧師は「私には夢がある」という言葉が有名ですが、

非常に多くの真実を示す言葉を残しています。

それらの言葉がブラックライブズマター運動の中でも掲げられており、

その言葉はいじめ被害者を含め、多くの人権侵害で苦しんでいる私たち日本人の心にも

深く響く言葉だと感じました。

 

「自由は決して圧制者の方から自発的に与えられることはない。しいたげられている者が要求しなくてはならないのだ。」

 

「問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める。」

 

「どこにおける不正であっても、あらゆるところの公正への脅威となる。」

 

そして、

 

「私たちは、限りある失望を受け入れなければならない。しかし無限なる希望を失ってはならない。」

 

「あなたが正しいとき、過激になりすぎてはいけない。あなたが間違っているとき、保守的になりすぎてはいけない。」

 

最後に、

 

「私たちは、限りある失望を受け入れなければならない。しかし無限なる希望を失ってはならない。」

 

その他の言葉もとても深く、真実を語る言葉です。

(今回こちらのホームページの言葉を参考にさせていただきました)

行政や国に携わる方々にはこちらの言葉をお送りいたします。

 

「真のリーダーとは、合意を探す者ではなく、合意の形成者となる者である。」

 

2021年には無限なる希望の1つにでも近づき、掴むことができますように…!