31年生きてきて、初めて、歯医者で号泣しました
ここ数年いろいろな歯医者さんに言われていた、人生最後であろう親知らずを抜歯しました。
しっかり、麻酔はしているので抜くための痛みはさほどないのですが（口開きすぎて、あごは痛かったけど）、
身体の一部を手放すという心の痛みをめちゃくちゃ感じて、途中から涙が止まらなくなってしまいました
心の痛みが起因となり、いろいろなことが出てきて、涙が加速。
私、強くなかった
私、か弱かった
私、泣き虫だった
私、できる子演じてた....
落ち気味の私に止めを刺された気分です。
でも、会社員時代同じ状況で泣いていたか？と言われると、泣かなかったと思います。
今回の抜歯は、予定時間を20～30分ぐらいオーバーしてました（生え方からして、抜歯しずらい形で）。
そういう背景も踏まえて不感症時代の私なら....
・時間が勿体ない！
・わざわざ予約して来たのに、スタート時間まで遅れて、信じられない！
・この先生もしや、ハズレ（下手）？
とかね。
自分じゃないことにめちゃくちゃ意識いって、人や病院への非難をして、寂しい時間を過ごしていたかなって思いました。
でも実際は、「今」に意識があり、自分の痛みや悲しみをしっかり味わえて、（嬉しい感情ではないけど）ちょっと幸せな気分になりました。
伝わるかなーー(´･ω･`)？？
ド変態っていうことが伝わるのかなーー(´･ω･`)？？
感情って、味わいきれると消えます。
悲しことや辛いことって、味わいきると消えます。
中途半端に味わった悲しみや辛さは、身体の記憶に残ってしまって、無意識に行動に制限がかかったり、心機一転の一歩を踏み出せないことがあります。
ってのは、経験値で知っているので、「今」を生きて、泣けて良かった！（変な感想ですが）
泣きたいのに、歯を食いしばって我慢してませんか？
辛いのに、辛いことを見ないようにしていませんか？
悲しいのに、泣いたらダメだと思っていませんか？
そんなあなたも素敵だけど、本音を見せてくれるあなたはもっと輝いているよ！
桜満開も大好きだけど、散っていく姿も風情があって好き。