息子が昆虫が好きなので、
どんどん深淵へと向かっていくうちに、

ああ、やはりこの世には神様がいて、
私たちはその大きな力によって生かされている、
と、そう信じたくなくとも、選択肢が他に無い。

そうでもないと、ほとんどの生物の生態に対して、
辻褄が合わないからである。

神様は、確かにいる。
そして、私たちを"創造"し続けている。

まるで、子どもが粘土細工で好きなように自由に形を形成するかのような、
そんな、ただの子どもの戯れかもしれない、と。

知れば知るのほど、
とても恐ろしい事のように感じることがある。