何人亡くなれば、改善されるの? | Everything Happy♪ ~SLEとレビー小体型認知症介護~感謝の日々~

Everything Happy♪ ~SLEとレビー小体型認知症介護~感謝の日々~

膠原病のSLE(ネフローゼ)です。
2013年、バツイチ(死別)になりました。

母の在宅シングル介護を、
2017年に終えました。
母(94歳)は、レビー小体型認知症、要介護4でした。

悩みながらも、
前向きに暮らしている日々を綴っていきたいと思います。

おはようございますニコニコ

先日ブログに書いた“介護殺人”については、
本当に他人事ではないと感じています

介護をされている方は、
一度や二度、
殺意に似た気持ちをもたれた事があると思います

介護をされていない方からみたら、
凄くショッキングな発言かもしれませんが…
これが、現実だと思います

私も介護当初は、
『姉妹がいるのに、何で私だけ介護しなければいけないのよー!!』
と、絶えずイライラ&カリカリしていましたドンッ

私の場合は殺意を抱くというより、
ヒステリックになっていました(笑)

母が失禁したり、
トイレを汚したり、
幻覚・幻聴で訳の分からない事を話たり、
伝い歩きが出来なくなり、
手足が震え箸がつかえず、食事が出来なくなっていく状態を目の当たりにして、
心がかきむしられる思いでした

その度に、
一つ一つクリアーしていきましたグー

オムツをはいてもらう事、デイサービスに通ってもらう事etc

いろいろな事を母が受け入れてくれるまで、一年かかりましたあせる

病状は、薬の副作用を注意しながら、
薬の量が決まるまで、二年かかりました

薬のおかげで、
幻覚・幻聴はなくなり、
身体の震えもなくなりましたチョキ

ある夜、
母の寝顔を見て…
『一番苦しいのは、
母自身なんだビックリマーク
それでも、
一生懸命に生きているんだビックリマーク

そう思った瞬間、
ストーンと自分の中で、
“介護”を生活の中の“自然な事”として受け入れる事ができましたニコニコ

私は、幸いにも妹や友達が相談相手になってくれたおかげで、なんとか乗り越えてきましたアップ


“介護殺人”の一つの要因は、
“孤独感”だと思います…

『一人で抱え込まないでね』と、まわりの人はいいます。

しかし、実際に高齢者総合相談センターや区役所に助けを求めても、
解決しない事が多く、余計に孤独感を感じます…

現在の介護サービスを、『机上の空論』と感じるのは私だけではないはずです


7月8日 花.jpg