12月17日、夜勤明けでしたが、出掛けてきました
。
この日は仏塔古寺十八尊巡りの「神呪寺」
、「鏑射寺」
と
その周辺のお寺をちょこっと巡ってきました
。
【神呪寺仁王門】
阪神高速湾岸線を走り、兵庫県は西宮市の西宮浜IC
下車して
北上して、西宮市甲山町にある『神呪寺(かんのうじ)』に来ました
。
けっして「神を呪うお寺」ではありません。般若心経にある神呪で真言と
いう意味。「神の寺」でもあるかな!
「神呪寺仁王門」は1804に建立完成
。
仁王門から一般道路
を挟んで本堂
への【参道石段】
。
聖山といわれる西宮市のほぼ中央にある円い山「甲山」
。
その甲山の中腹、海抜200mの高さのところに「神呪寺」
があります
。
石段途中にあったキノコ
みたいな【石燈籠】
本堂前からの眺め
。
境内には大師堂
、本堂
、不動堂
、恵光堂
と並びます。甲山大師とも呼ばれて「大師堂」には、
弘法大師58歳のお姿があるそうです
。
見晴らし台からは大阪平野辺りまで見渡せました
。
【本堂】
天長八年(831)に弘法大師を導師に迎えて本堂
が落慶したそうです。
本尊の「如意輪観音(融通観音)」は河内の観心寺
、大和の室生寺
の観音様とともに「日本三如意輪」といわれるそうです
。
【多宝塔】
多宝塔を見なくては始まらないと思って探したら
、
本堂などの諸堂の裏のほうにありました
。
【御朱印(仏塔古寺)】
【御朱印】
神呪寺からだと車
で数分くらいのほど近い所に『鷲林寺』
もありました。「しゅうりんじ」かと思ったら「じゅうりんじ」でした。
・・・こちらは看板を見つけたので行ってみました。
参道はいかにも「山寺」
って感じの雰囲気!個人的
には、こちらのお寺のほうが興味をそそりました
。
参道石段を駆け上がりまして、本堂
へ
。
【本堂】
こちらも神呪寺と同じ頃、弘法大師
による創建
。
本尊は「十一面観音」。
【多宝塔】もありました
。
【御朱印】
鷲林寺をあとにしまして県道82号線
を北上します、途中から
「西宮有料道路」も走り、中国道
の下をくぐって国道176号線
で神戸市に入りました。鷲林寺
から約40分くらいで次の目的地、
神戸市北区にある『鏑射寺(かぶらいじ)』に到着
。
【本堂】
聖徳太子の開基。581年の創建。
《聖徳太子は御生母の里でもあるこの地を気に入り、伽藍を建てて
鏑矢を奉納、「鏑射寺」と命名された》そうです。
行った当日は檀家さんがお寺の大掃除をされていました
。
【多宝塔(三重塔)】
昭和48年建立の新しい多宝塔。
虚空蔵菩薩が祀られます
。
【お庭】
【御朱印(仏塔古寺)】
【御朱印】
御本尊と不動明王を頂きました。
鏑射寺からの帰路
、「塩田八幡宮」
があったので
参拝して行きました。神戸市と三田市の境目付近です
。
【拝殿】
神社の周囲は田園地帯でした
。
そして三田市に移動して、この日最後に『花山院 菩提寺
(かざんいんぼだいじ)』に行きました。西国番外札所
です
。
左は【本堂】、十一面観音像、花山法皇像、弘法大師像を安置。
右は【薬師堂】本尊の「薬師瑠璃光如来」
を祀る
。
境内には【幸せの七地蔵尊】
がおられます
。
左より、「祖父地蔵、祖母地蔵、父地蔵、母地蔵、子供地蔵
結び地蔵、賢者地蔵」だったかな?
西国三十三所観音巡礼を世に広めたという
「花山法皇」の【御廟所】
もあります
。
御朱印を頂きに事務所へ行きます
。
事務所(納経所)の前庭は「見晴らし台」
になっています。
左のほうに見える「三角の山」は「有馬富士」
かな~?
【御朱印】
「こちらは記念印はないんですか?」
「ここはないんですよ・・」
「花山法皇とのゆかりがあるので西国番外にはなっているの
ですが、法道仙人の開基のお寺で徳道上人とはゆかりがない
ので、京都の元慶寺とこちらは記念印はないんですよ・・」
「なるほど、そ、そうでしたか・・」
※はっきり覚えてないのですがこんなような
感じの会話だったと思います。
帰りの高速道路の夕陽
は眩しかった!
泉佐野の辺りだったと思います。
ではまた次回に