想っているだけで相手に伝わればいいのですが…そういかないことがほとんどです。
態度で示す機会もなかなか訪れないですよ。
物理的に返すことはもっと機会が訪れません。
相手が情けをかけたことを忘れてしまうことだってあるでしょう。
通りすがりの人に受けた恩は、あなたにその機会が訪れたら、躊躇せず、通りすがりの困っている人に手を差しのべてあげれば、恩を返したことにつながります。
会える人だったら、そのつど、その後を報告して受けた恩を返しましょう。
親子きょうだい、親戚縁者には返す機会は多いいですから、それとなく返しましょう。
報告、それが恩返しです。
忘れちゃいけない受けた恩
忘れたほうがいいかけた情け
魂の役割(本質本性)としての牛について簡単に説明すると、牛には放牧牛、 農耕牛、荷役牛、肉牛、乳牛、闘牛の5つのタイプがあります。
肉牛は人間に太らされて食べられます。
乳牛は人間に人工的に発情させられ乳を搾られます。
農耕牛は人間に田畑で働かされます。
荷役牛は人間に荷車などを引かされます。
放牧牛は、人間に放たれて草などをついばみます。ちなみにアメリカのトランプ大統領の魂の役割は放牧牛です。働く喜びと休暇を生き生きと過ごす両方を知っている、いかにもアメリカ人らしい男です。
まれに闘牛もいます。好むと好まざるとに関わらずいつも煽られて勝負しないといけない役割です。
ともに野生ではなく家畜と呼ばれる、人間の都合で生かされ増やされ食われる生き物です。魚豚羊鳥等々も同じ扱いをされます。
これら家畜の有り様に人間は疑問を持つことがないです。どうでしょうか?肉食べながら、屠殺される牛の気持ちに想い馳せることありますか?
私が編集稼業だけで食べていけなくなったときいろいろな仕事をしたなかで、ハム等の加工食品工場の守衛所勤務をしました。深夜、工場内の外を見て回るのですが、行きたくない場所が2ヶ所ありました。1ヶ所は豚が吊るされている区域、もう1ヶ所は屠殺場です。
私、豚語はわかりませんが、このときだけは豚たちのブーブーが通訳なしで理解できました。
一方で自然界の動物を保護したり、ペットを飼い可愛がり、死ぬとお墓を建てて埋葬供養する飼主も珍しくありません。そのための動物霊園があります。皇族が飼っていたペットの墓もあります。
矛盾、エゴ
人間様の供養以外でいえば針供養が有名ですが、他にも道具、家畜の供養はいっぱいあるでしょう。
感謝
人間が家畜にされていたこともあります。白人社会ではつい昨日のような、今もつづいているような…民主主義が支配層の美辞麗句、ご都合主義、カモフラージュに思えるのは、なぜでしょうか?
自己矛盾
風束、お前、綺麗事言うな!ごもっとも。私も家畜食べていますから。でも、一瞬でもいいから、家畜の気持ちに寄り添ってみようではありませんか。
昔「レモンの気持ち」なんって歌がありましたが、今回は、「荷役牛の気持ち」を綴ってみます。
私のそばにいる荷役牛は私の住んでいる町にある神社のお使いです。近隣の人々の収穫に対する感謝と報告の想いが籠って荷役牛のかたちになっています。神社に荷役牛は珍しいです。
この荷役牛については1度書いています。♪ある日突然、二人出会うのです。すでに私のそばにいる精霊、お使いは離れていたので、かなり慎重に対話しました。精霊と仲良くしてもいいことばかりではないですから…中には困ったさんもいます。
荷役牛の申し出は、人のために働きたい、恩を返したいので、私の長男に独立を促し仕事ができるよう応援するというものです。
私は約束はしないで、荷役牛の想いだけを長男に伝えました。精霊との約束は反故にすると面倒臭いことが起きます。長男が独立しなくても私、長男ともに恨みを買わないようにするためです。
精霊との約束はヘラヘラした人間同士の約束とは意味が違います。指切った以上覚悟が必要です。嘘ついたら針千本飲ませられます…
私には、私が育った町の神社のお使い(白狐)が50年以上寄り添っていました。私と白狐の間には来世は夫婦になって子を産み育てるという約束があったので、私の寿命は限られてしまいました。
白狐はすでにこの世を離れて転生の準備中で12年ほど後には生まれ変わります。私が白狐に合わせて生まれ変わるには、あと5年ほどのちにこの世を離れる必要があります。
人の寿命がどうやって決まるのかわかりませんが、私の寿命は限定されています。
荷役牛は働き者です。長男の足場会社は順調にスタートし、母親から借りているお金も期日にきちんと、金額も増えて返すようになったそうです。
ところが荷役牛は豚になってしまったのかブーブー私に言ってきます。
豚の、間違えた荷役牛のブーブーの内容は、長男が仕事のことを母親には話すけど肝心な父親、つまり私に話さないことに対する不満があるようです。
私「いいんじゃない。昔からこそこそ母子でやっているんだから」
荷役牛「ブーブー、それはいけません。風束がいなければ私の望みは叶わなかったのです」
私「えっ、そうなの?長男が牛さんの存在に気がつかなくても応援というか、望みを託して叶っても」
荷役牛「うすうすでもいいから寄り添う存在に気がついてくれるものですけど時間がかかります」
あっ、そうだね。私に寄り添っていた白狐に気づいたのは45年以上経ってからでした。私が精霊やお使いと対話するようになったのは、このブログを書き始めてですから。それまでは誰と対話しているかはっきりとはわかりませんでした。
私「わかってもらえないと寄り添い甲斐がないの?わかってもらえなくとも応援したらいいのに?」
荷役牛「牛になった私の想いを実現するには寄り添った人にぼんやりとでもいいから知ってもらいたいのです」
私「贅沢な願いだね(笑)」
荷役牛「そして報告してほしいのです」
私「なるほど。長男にはちゃんと牛さんの気持ちは伝えてあるし、牛さんにはちゃんと私から報告してるからいいんじゃない」
荷役牛「私と長男の間には風束さんが入っているのですから、報告は長男→風束→私の順にあげてほしいです。報告は感謝ですから、そうすれば私の感謝の想いが風束→長男の順に伝わります」
なるほど(笑)、真面目な荷役牛さんです。牛さんは私に逐一報告するので長男の仕事については手にとるように知っています。牛さん、ありがとう。
恩返しは報告が近道ということなのでしょうね。
私「そのことは私から長男には言わないですよ。気づくまで待ってあげてくださいね、モーちゃん」
荷役牛「なぜ?」
私「そこが長男が10代の頃私と揉めていた原因だし、妻と離婚した原因ですから。私と長男の溝です。私はその溝を埋める気持ちはありません」
私ができなかったことではありますが、あの頃のようにお互いが顔を付き合わせて火花を飛ばし噛みつきあって話す余録はもう残っていません。
荷役牛「それでいいのですか?」
私「それは牛さんの仕事です。言葉でなく理解できるようにしてあげてくださいね。以上、この話は終わり」
オチのない文章で終わりました。どうも私の体調、感度がよくないので自動書記になっていないようです。でも牛さんの想いは伝わっているので、アップします。
いやー長くなった。疲れた。牛さん、とんだ親子に肩入れしたもんですね。お疲れさま(笑)