ある60代女性のALSの診断について。 | やまいものsay it with flowers

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嚥下困難、上肢、肩の筋力低下があります。2015年3月6日にALSと診断されました。脚の調子はいいので、てくてくお散歩をつづけています、いまは小康状態かな。
いままでのALSブログのまとめは、右欄で。。

 

ALS(筋萎縮性側索硬化症)について

 

 

 

ある60代女性が診断されたときのことが、

 

 

 

エッセイにでていました。

 

 

 

ALSという病気を診断をする意味。。

 

 

 

ちょっとご紹介します。

 

 

 

 

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エッセイを書いたのは

 

 

ドイツ・デュッセルドルフ大学の

 

 

クリストファー先生

Christopher Nelke MD

 

 

ALS診療の専門家ですが、

 

 

イケメン先生ですね!

 

 

 

雑誌は神経学のトップジャーナルNeurology(文献1)

 

 

その2024年の2月号です。

 

 

 

 

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大まかな内容は

 

 

 

 

 

クリストファー先生が研修医だったころ、

 

 

 

ある60歳代の女性が嚥下障害で受診されました。

 

 

 

流れるように検査がおこなわれ、よどみのない診療でALSと診断されたのですが、告知したとき女性は「 it was okay.(わかりました) 」といっただけでリレゾールを受け取って去っていったのです。

 

 

 

エレガントな診療なのですが、クリストファー先生はもっとできることがあったのではないか?と、いまも後悔しているそうです。

 

 

 

もう一歩踏み込んだ、人としての関わり

 

 

 

ALSには診断以上のことがたいせつだからです。

 

 

 

 

 

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感想

 

 

 

 

 

ALSの診断には、診断以上のものがある

 

 

 

クリストファー先生の後悔が印象に残ったエッセイでした。

 

 

 

自分自身のことを思い出しながら読ませていただきました。

 

 

 

いろいろなことがありますが、

 

 

 

若い力で、ぜひいい治療法をみつけていただきたいと思います。

 

 

 

2024がいい年になるように祈っておりますお願い

 

 

 

 

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございましたお願い

 

 

 

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文献

 

 

 

 

1 Christopher Nelke Right Brain: The Strangeness of a Good Diagnosis Neurology. 2024 Feb 13;102(3):e208103. doi: 10.1212/WNL.0000000000208103. Epub 2023 Dec 28.