ALS専門医38名が「ALS新薬をすぐに認可すべし」と提言! | やまいものsay it with flowers

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嚥下困難、上肢、肩の筋力低下があります。2015年3月6日にALSと診断されました。脚の調子はいいので、てくてくお散歩をつづけています、いまは小康状態かな。
いままでのALSブログのまとめは、右欄で。。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)について

 

 

新薬PB/TURSO米国アメリカFDAで認可審議中ですが、

 



強力ALS重症化予防効果が発表されましたね(下記ブログ)。

 

 

 

これをうけALSの治療にあたっている臨床医38名は、同薬すみやかに認可するように、連名で声明を発表しました!(米国の先生たち、すごい)

 

 

 

 

興味深い内容なので少しみてみました。
 

 

 

 

(重症化:気管切開、人工呼吸器の装着)

 

 

 

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声明を発表したのは米国イリノイ大学シカゴ校の

 

 

 

チャールズ教授(charles abrams MD)

 

 

ほか38名の臨床医。

 

 

日本人日本の三本博 先生も連名です。

 

 

 

声明は書簡として米国FDAに送られました。(FDA:米国の規制当局)

 

 

 

ALS新薬PB/TURSOは米国アメリカ、カナダカナダ、欧州で認可審査中のお薬です。

 

 

 

(PB/TURSO:sodium phenylbutyrate/taurursodiol はコード名AMX0035で開発されています。)

 

 

 

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以下は声明の概要です。

 

 

 

 

ALSには有効な治療法はなく、ほとんどのALS患者さんは診断から2〜5年以内に死亡します。

 

 

 

PB/TURSOは、安全性が高く有効性が期待されます。

 

 

 

そしてまた、ALS患者の新たな入院(44%)や気管切開(49%)といった重大事象を大幅にへらすことがわかりました。

 

 

 

一線で患者さんをケアしている医師として、私たちは患者さんに利益をもたらす治療は、速やかに実施されるべきだと考えます。

 

 

 

緊急性があり重大な疾患で、有望な治療法がある場合は、FDAは柔軟性をもって審査すると約束しています。

 

 

 

臨床医としてPB/TURSOのすみやかな承認を求めます!

 

 

 

 

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感想
 
 
 
 
力強い声明ですね筋肉
 
 
 
学会誌にも同様の意見が掲載されていました。
 
 
 
患者さんも声をあげていますねうずまき
 
 
 
(著効例のヴァンスさん→こちら、有効性確信のグレッグさん→こちら、発症6年元気ですごすジェフさん→こちら).
 
 
 
まさに今なのですね。!
 
 
 
多くの努力が結実するように祈るばかりです。お願い
 
 
 
 
 
ここまでご覧いただきありがとうございましたお願い
 
 
 
 

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参考ブログ

 

 

 

 
 

文献

 

 

1  Sabrina Paganoni, Suzanne Hendrix, Samuel P Dickson et al Effect of sodium phenylbutyrate/taurursodiol on tracheostomy/ventilation-free survival and hospitalisation in amyotrophic lateral sclerosis: long-term results from the CENTAUR trial  JNNP 2022 doi: 10.1136/jnnp-2022-329024