同じ芸能事務所に所属している役者仲間の出演している公演を観劇。
もともと劇団東京乾電池さんが上演された戯曲を取り扱うとのことで、もし自分が演じる立場になったら難しいだろうなあと思うシーンが多々。
ストーリーはとある高校演劇部のお話。部員や先生たちのやり取り、部員一人ひとりの感情の動きが如何にも10代特有で、もう大人になってくるとこういうことでは悩まなくなったり考えなくなるよなあというような繊細な部分を感じる。
そしてそれを演じられるのも10代とか20代前半ぐらいまでの、ある意味今しかできない特権だろうなあとも思う。
自分も高校時代、放送演劇部にいたこともあり、(チェーホフの『三人姉妹』をやるるような、そこまで本格的な戯曲はうちの部活ではしていないが)演劇部ならではのことはすごく分かるし、懐古するところも多くて。
そして何よりも演じてる、舞台に立つ役者さんたちを観ていると、やっぱりエネルギーを貰うしとてもいい刺激になる。
客席には私以外にも同じ事務所所属の役者仲間も何人か来ていました。
先輩役者の観劇の感想を聞くと、ベテランの意見が聞けてとても勉強になります。
てか、演劇していて常々思いますが、尊敬できる役者仲間、先輩方がすっごく多い。本当に。
そして、そんなエネルギッシュな公演を観た翌日の声楽レッスンはとても気合いが入ります。
今師事している先生が作曲家先生なので、自分が歌う曲の和声分析をしながら歌ったり、ピアノを弾いたりしています。
非和声音ムズい。先生にあれこれご教授いただきながら。