YouTubeのプロモーションビデオやら、テレビCMやらで、気になっていたので京都劇場まで観に行きました。
プロモーションビデオやCMでは涙腺やられましたが、実際に観に行くと、泣けるというよりいろいろと個人的には考えさせられる話だなあという印象です。
ロボットが人間の仕事を手伝うのが主流になり、人間の仕事がロボットに奪われるようになって、人間が肩身の狭い思いをしているような情景があるので、
なんか、そう遠くない未来を見せられているような、複雑な心境でした。
この壊れかけのロボット・タングはとても可愛いです。
俳優さん2人で動かしていますが、動きといい、声といい、とても可愛い。
ロボットにどこまでできるのか…
この物語ではタングが主人公のベンや奥さんのエイミーの仲裁役を果たしたり、
ベンの傷を癒す役割を果たしたり、ある意味人間以上のことをしてくれていますが、
冗談抜きでタングみたいな心理セラピスト的な役割を果たすロボットって、出てきても不思議じゃないような気がしてきました。
私たち人間がどこまでできるかというか、生き残れるのかというか、厳しい局面を見たような舞台でした。