フェスティバルホールへ行く度になんとなく気になっていた中之島香雪美術館へ。

 

 

まだまだコロナが流行っているので、検温は勿論のこと、クラスター発生時に備えてか入館時に名前と連絡先の記入もお願いされました。

 

 

 

 

「日日是好日」という映画があるのですが、樹木希林さんが茶道教室の先生役で出ていました。

茶道の道具がたくさん展示されているので、この映画を連想します。

 

 

 

 

 

日本人は季節感をすごく大切にしているなあと改めて思います。

 

 

 

辻調に行っていた時も、実習で使う食器は西洋料理や中国料理はシンプルな白とかが多くて、日本料理は四季に合った形や色、模様をした器がたくさんありました。

 

例えば8月や12月に桜の模様の食器は季節外れになってしまうので、そう考えると日本料理って他のジャンルの料理よりもはるかに揃える器の数が多くなって収納スペースも広めに用意しないといけなくて大変だなあ…と。

 

それに日本料理の場合、盛り付けている食材よりも器のほうが高額になることも多い気がします。

 

なので、もしもうっかり食器を割ってしまった時の罪悪感が一番でかいのは日本料理の実習かなと(笑) (←どの調理実習でも勿論緊張感を持ってやってますよ(^▽^;))

 

 

 

日本料理は器も含めてその時々の季節感が味わえるようにできているんですね。

 

俳句でも季語を入れるというルールがあるし、日本人は昔から季節の変化を大事にしてきたんだなと感じます。