総じて舞台芸術というものが好きで好きで好き過ぎてこれはもう恋だ。(笑)

 

 

 

この前とある劇団の見学に行って参りました。旗揚げしたばかりの初々しい劇団ですが、芝居あり、ダンスあり、バンド演奏あり、ボイトレありのユニークな劇団でして、芝居に向き合う劇団員たちの姿を見ながら「私も彼ら彼女らの仲間になりたい!」と思える劇団でした。

 

 

 

 そして26日は今習いに行っている先生の元での発表会でした。先生が大阪音楽大学の出身なので、自ずと大阪音楽大学の学生さんや卒業生の方がお弟子さんには多いです。

 

 

いやぁー、舞台上から見える景色って素晴らしいです。すっごくキラキラしていて。小学生の頃からこの景色がずっと大好きです。この景色を公演の度にほぼ毎日見ることができるタカラジェンヌさんたちが本当に羨ましいです。

 

 

 

演奏曲目

<声楽>ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲 歌劇『フィガロの結婚』より『恋とはどんなものかしら』

 

<ピアノ>ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルクミュラー作曲 ブルグミュラー25の練習曲から『素直な心』

 

 

 

小5からピアノはずっと習っておりますが、ピアノに関しては大の練習嫌いなので...(((;´ω`)一応ソナチネまで行って、また基本のブルグミュラー(和声の勉強に役立つということもあり)に舞い戻りました。私にスタンウェイのピアノは猫に小判です…。

 

 

声楽に関しては、辿り着けそうにもないかもですが、いつかは最終的には美輪明宏さんのような歌唱力になりたいです!歌い方、お言葉、生き方、ひとつひとつ尊敬しています!!!

 

 

先生の他のお弟子さんが言っていましたが、音楽を専門に学んでいる人同士の会話ってすごく楽しいです!!!普段職場など身近な人で専門的な話ができる人っていないので、こういう時間ってとても貴重だなあと思います。

 

 

舞台袖で他のお弟子さんの演奏も聴いていましたが、ピアノだったりヴァイオリンだったりフルートだったり声楽だったり…例えばフルートを演奏している人が声楽もすると、フルートで肺活量が鍛えられているから歌っていてもロングトーンが上手いなあ…など、学ぶことが非常に多いです。

 

 

『みんなすごいなあ…自分が弾いたこともない楽器がいろいろ弾けて』と思って聴いていたのですが、他のお弟子さんたちから「作曲専攻なんですよね、作曲専攻の人ってピアノも弾けて歌も歌えてなんでもできる人が多いからすごい」って言われてびっくりしたのと、他の専攻の方からどのようなイメージを持たれているのか、各専攻によって楽譜の解釈や焦点の当て方、どこに重点を置いているのかなども違いが分かって面白かったです。

 

あと、やっぱり和声はみんな難しいって言ってました(笑)そして共通しているのは皆さん専攻は違えどクラシック音楽が好きということ。

 

 

先生も人間ですのでやはり相性というものがどうしても出てきてしまいますが、今の先生の教え方はすごく丁寧で分かりやすくて自分に合っているなと思います。

 

 

 

 

 

シャ乱Qのボーカルであり、ハロー!プロジェクトの総合プロデューサーだった(今はサウンドプロデューサー)つんく♂さんですが、ご存知の方も多いとは思いますが、2014年に喉頭がんを患い、声帯を摘出し、声を失っていらっしゃる状態です。

アーティストが声帯を摘出するというのは相当な苦渋の決断だったと思います。

 

ですがその翌年に習得が難しいとされている「食道発声法」のトレーニングを重ねていると偶然テレビで目にし、彼の前向きな姿にとても嬉しく思いました。

 

 

普段当たり前のように思っているけれど、改めて声が出るって、歌えるって、奇跡なんだなあと思います。