前回の宙組公演「オーシャンズ11」が観られなかった為、約1年ぶりの宙組さんなので、もう一回観に行くことにしました。
この日は観劇の後、カウンセリングだったのですが、カウンセリングの先生にも宝塚の話をしました。
私は性被害に遭った身なので、男性アイドルとか、男性にときめくことってないのですが、男役のタカラジェンヌさんたちは女性だということを忘れてしまうぐらい、すごくときめきます。
思えば私はハロー!プロジェクトも大好きだし、同性が頑張っている姿を見て応援するほうが好きなのだなと思います。
かといって同性には恋愛感情までは抱かないので自分は何者なのかな…と、ふと不安に思うこともあります。
宝塚を観ていると、ふと、「性」って何なのかなって思います。
昔は男性女性と趣味嗜好や職業に制限がありましたが、現代では恋愛観や心と身体の性の不一致も昔に比べるとずいぶんと認められるようになってきています。
いじめ自殺や教員のわいせつ行為のニュースを見かけると、自分も同じような境遇に遭ったので他人事には思えないです。
なんだろう…自分がまさにその状況の中にいる真っ只中の時って、先のことなんて到底考えられないのですが、すごく些細な、小さなことでいいから何か楽しみにできること(私だったらハロプロの新曲が出た!とか)を生き甲斐にしてなんとか生き延びて、生きる術を身に付けていって欲しいです。あと、不登校になってしまったとしても勉強だけは絶対に怠らないで欲しい。
樹木希林さんの出演されていた、 「いとの森の家」というドラマの中で出てくるセリフなんですが、「なんでもないことが幸せ」「これまでのことが全部良かったことだと思えることが本当の幸せということかもしれない」というような樹木さんのセリフがあるんです。
こうしてこの日も大劇場に来られて、タカラジェンヌさんと同じ舞台の空気を共有できて、すごく楽しいし、幸せに思います。
※追伸
お前ごときが被害者面すんなとか、過去のことなんだからさっさと忘れろとか、偉そうに語ってんじゃねえみたいな誹謗中傷的なコメントは結構です。