今回は、名探偵コナンテレビアニメ第450話「トリックvsマジック(前編)」の作画について考察します。この回の作画監督は菅野智之です。野球選手にも同姓同名の方がいらっしゃいますが…。氏は2005年放送「イチョウ色の初恋(後編)」から作画監督に参加し、2007年春頃まで作画監督としてローテで参加していました。氏の作画は結構分かりやすく、また個人的にとみなが期の作画監督の中では比較的上手な印象です。
丸目の時のカットです。丸目顔の時は上手なカットが多いです。また氏の作画の特徴として、このカットの時は目が小さく描かれることが挙げられます。
続いてシリアス顔のカットです。これは結構特徴的です。この時期は、とみながまりの作画に寄せに行っている印象が強く、特に目の描き方にその傾向が現れています。ですが、全体的にバランスがやや崩れ気味なものが多いです。
なお、この回では増永麗が原画で参加しています。氏は基本、所属するスタジオブーメラン担当回にしか携わることがないので、このように他スタジオ(TMS?)担当回で入ることは珍しいのです。唯一かも知れません(作画監督での参加は何例かありますが…)。原画がしっかりしているため、ほとんど修正を受けておらず、その特徴的な画風から判別は容易です。
また、牟田清司も原画で参加しています。これまで氏は、原画は村中ひろび作画監督担当回での参加が大半でしたが、菅野智之作画監督担当回でも参加するようになり、村中ひろびが作画監督を降板してからは菅野智之作画監督回で務めるようになりました。こちらも目の淵の部分が削られている以外はほとんど修正を受けておらず、氏のものであるとすぐに分かります。基本的にいずれの作画監督回でも氏の原画はほぼ修正されることなく使用され、470話以降での原画参加回では菅野側が牟田の作画に寄せるようになりました。
如何でしたでしょうか?菅野智之はカットごとの出来具合のばらつきが多い印象です。個人的には良くも悪くもないと言ったところですかね。それでは最後まで御覧頂きましてありがとうございました!!








