『国際人権法の考え方』法律文化社・2021年 | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

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役に立つ裁判例の紹介、法律の本の書評です。弁護士経験32年。第二東京弁護士会所属21770

著者      川島聡・ 菅原絵美・ 山崎公士著

判型      A5判

頁数      184頁

発行年月            2021年6月

法律文化社

定価      2,640円(税込)

 

ジャンル            国際関係法

本の説明           

障害者や女性への差別の是正が課題とされる日本社会において、国際的視点から人権を捉える素材を提供。国際人権法の全体像・基本原則をおさえ、国内判例等を交えつつ人権条約の内容を具体的に論じ、さらにその実現方法まで解説。アクティブ・ラーニングに最適。

 

【感想】

最新の事例から考えさせる教科書である。

紀伊国屋書店でも売れているようである。

人権条約は、日本国憲法の解釈、条約を軽視しがちな国内裁判例に影響を与える。

人権デューデリジェンスは、SDG’s、ESG投資にも影響を与える。