私の読んだ手形法・小切手法の本 | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

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私の読んだ手形法・小切手法の本

上柳・鴻・北沢編『手形法・小切手法 商法講義 (有斐閣双書)』(1998年)
手形法理論の進展や判例は少ないのであまり問題はない。
基本が過不足なくコンパクトにまとめられている。
学部生向けの標準的手続であった。

酒巻俊夫『青林叢書 手形法小切手法』青林書院
酒巻教授(早稲田大学、当時)の講義テキストであった。絶版。
交付契約説。

裁判所書記官研修所編『手形法小切手法講義案』司法協会(2001年)
判例ベース(交付説)。
読者が裁判所職員なので、判例・裁判実務を前提としている。

木内宜彦『手形法小切手法』新青出版(1982年)
著者は、中央大学の教授(当時)。
交付契約説。
かつての創造説全盛時代における契約説の旗手。

小塚荘一郎・森田果『支払決済法―手形小切手から電子マネーまで』商事法務(2010年)
近時の概説書である。
手形・小切手に限らず、電子マネーや銀行振り込み等々の現存する支払決済の法理について、その機能を説明したもの。
電子マネーやデビットカードの法的仕組みについて解説しているものは他になく、参考になる。


[判例など]

『手形法小切手法判例百選』有斐閣
定番

[書式集]

『書式 手形・小切手訴訟の実務』民事法研究会(2009年9月)
実務家向けの裁判実務の本。
訴訟実務に沿って手形法を理解できる良書である。