末吉亙『知的財産法実務2・商標法(第3版)』(中央経済社) | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

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新版 商標法〈第3版〉 (知的財産法実務シリーズ)/中央経済社
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末吉亙『知的財産法実務

弁護士が実務向けに執筆した本のようである。

商標法の初心者が勉強するのには良いと思われる。私は4日間で読み終えました。

条文、特許庁の審査基準の引用、裁判例の紹介である。

ただし、囲みで判決文を延々と引用しているのは、もっと要領よく要約できるはずである。

学説にはほとんど触れていない。

また、裁判例で定説が固まっていない分野について、裁判例の紹介はあるが、特に考察はされていない。同種の事案で、結論が肯定・否定にわかれている下級審裁判例についても、淡々と紹介するだけで、解説もない。

本文は約250頁である。

第1章 商標権は何を保護する権利か

第2章 商標権の登録要件

第3章 商標権の主体

第4章 審査手続

第5章 商標の類否

第6章 商標権の侵害

第7章 商標権侵害の救済方法

第8章 使用権の設定

第9章 商標権の分割、移転、消滅

参考資料 

主な商標類否裁判例リスト

「通常の」使用料相当額(旧商標法36条2項)、

現行商標法36条3項に基づく使用料相当損害額

類似商号制度廃止と法律実務

商標権侵害訴訟の実務

商標登録出願に関する事務手続

2・商標法(第3版)』(中央経済社)