夫の熱は、なかなか下がりません。
時々、午前中平熱になることはあるようですが、大体7度~8度の間を行ったり来たりしています。
痰がひどくて、吸引してもすぐゼロゼロとしてしまいます。
先生も対処に苦慮してらっしゃるようです。
毎日、今日は熱が下がっているかと期待しながら病院へ行くのですが、目を半眼に開け、口を開けて苦しそうな呼吸をしている夫がいて、その度に落ち込んでいます。
声かけしても、反応してくれることはなくなりました。
気を取り直して、看護師さんから熱いタオルをもらい、顔と頭、手と足を拭いています。
その後、お湯を汲んできて、口腔ケアをやっています。
モアブラシでほっぺの内側をマッサージし、口の中の痰を丁寧にとります。
ブラシを部屋についている手洗い器で洗っていると、もう次の咳がでて、痰がでています。
また痰を拭い取り、手洗い器で洗うの繰り返しをやっています。
しばらくそれをやっていると、夫は目をぱっちり開けてくれます。
呼びかけには反応してくれないけど、たまに目が合うことがあります。
なんにも欲がない、邪気のない澄んだ瞳です。
大切にしたいなぁと思います。
夫はずいぶん長い間、お風呂に入っていません。
不思議なことに、それでも湿疹はできていませんが..。
皮膚が黒ずんできている気がします。
清拭は、この病院では週に2回だということでした。
それ以外に、ヘルパーさんが回ってきて、頭や、手足を、液体石けんで洗ってくれます。
ベッドの上に、フラットタイプの大きな紙おむつを何枚か敷き、その上で石けんをつけてこすり、最後にボトルに入った水(ぬるま湯?)をかけて、後はタオルで拭き取ってくれます。
看護師さんの中には、時間があれば同じように洗ってくれる人もいます。
以前みたいに、蒸しタオルをしたいと思うのですが、ここには、洗面器を置いておくテーブルがありません。
床頭台はありますが、その上にはいろいろなものが乗っていて、とても洗面器をおくスペースはありません。
ちなみに、私は「床頭台」という単語をここに来て初めて知りました。
最初耳でこの単語「しょうとうだい」を聞いたとき、なんだろうなと思っていて、その後、「床頭台」という文字をどこかで見て、あーこれのことかと思ったわけです。いい年して何も知らないのです..。(恥
敢えてやろうとすれば、床の上に洗面器を置くしかありません。
家族が来て、そうやっているのを見て、看護師さん達があまりよく思わないだろうなと思うと、二の足を踏んでしまいます。
それと、一時、ミトンを外してもらっていた時期があって、掻きむしりがひどく、そけい部の点滴にまで手が伸びたのでと、安全のために拘束衣にしていいか聞かれました。
私は万一点滴を抜いてしまったら大変だと思って、拘束衣(つなぎのパジャマ)に同意しました。
つなぎのパジャマだと、腕をまくり上げられないし、まして脱がせることができないので、蒸しタオルしても、ほとんど腕は肘くらいまでしかできません。
そんなわけで、気にはなっているのですが、そのままになっています。
熱が下がって安定して、鼻腔官栄養になり、点滴が抜けて、お風呂に入れてもらえるのを待つしかなさそうです..。
夫が使っているベッドは、低反発のマットレスが敷いてあります。
当初は入院期間も短いだろうと思っていたし、気にしなかったのですが、10日ほど前に、左足踵に褥瘡と思われる発赤を発見しました。
看護師さんに言ったら、褥瘡になった人が使うという、緩衝材のスポンジを当ててくれました。
その後、一旦よくなったり、また赤味が出たりを繰り返しています。
今日行ってみたら、今まではそのスポンジをテープで止めてあるだけでしたが、その上から包帯がぐるぐる巻きになっていました。
悪化したわけではないけど、夫は足をこすり合わせて、スポンジをとってしまうそうです。
それで包帯をしていますとのことでした。
低栄養状態で、褥瘡になったら、治らなくなってしまうと思いました。
それで、思い切って先生に、ベッドのマットレスを変えて欲しいとお願いしました。
先生は、看護師室で相談して下さいました。
この病院は大きな病院ではありません。
エアマット仕様のベッドはあるけども、台数に限りがあり、全部使用中で、空きがないとのことでした。
夫が使っているマットレスは、低反発の中でもいいものだし、体位交換などで、褥瘡ができないように気をつけているから、しばらく待ってほしいとのことでした。
まぁ、先生も、この分野はどうにもならないんだろうなと思いました。
とりあえず、空いたら、次は夫に使わせてもらうことになっています。
今のところ、体に褥瘡はできていないようです。
できないで欲しいと祈るばかりです。


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時々、午前中平熱になることはあるようですが、大体7度~8度の間を行ったり来たりしています。
痰がひどくて、吸引してもすぐゼロゼロとしてしまいます。
先生も対処に苦慮してらっしゃるようです。
毎日、今日は熱が下がっているかと期待しながら病院へ行くのですが、目を半眼に開け、口を開けて苦しそうな呼吸をしている夫がいて、その度に落ち込んでいます。
声かけしても、反応してくれることはなくなりました。
気を取り直して、看護師さんから熱いタオルをもらい、顔と頭、手と足を拭いています。
その後、お湯を汲んできて、口腔ケアをやっています。
モアブラシでほっぺの内側をマッサージし、口の中の痰を丁寧にとります。
ブラシを部屋についている手洗い器で洗っていると、もう次の咳がでて、痰がでています。
また痰を拭い取り、手洗い器で洗うの繰り返しをやっています。
しばらくそれをやっていると、夫は目をぱっちり開けてくれます。
呼びかけには反応してくれないけど、たまに目が合うことがあります。
なんにも欲がない、邪気のない澄んだ瞳です。
大切にしたいなぁと思います。
夫はずいぶん長い間、お風呂に入っていません。
不思議なことに、それでも湿疹はできていませんが..。
皮膚が黒ずんできている気がします。
清拭は、この病院では週に2回だということでした。
それ以外に、ヘルパーさんが回ってきて、頭や、手足を、液体石けんで洗ってくれます。
ベッドの上に、フラットタイプの大きな紙おむつを何枚か敷き、その上で石けんをつけてこすり、最後にボトルに入った水(ぬるま湯?)をかけて、後はタオルで拭き取ってくれます。
看護師さんの中には、時間があれば同じように洗ってくれる人もいます。
以前みたいに、蒸しタオルをしたいと思うのですが、ここには、洗面器を置いておくテーブルがありません。
床頭台はありますが、その上にはいろいろなものが乗っていて、とても洗面器をおくスペースはありません。
ちなみに、私は「床頭台」という単語をここに来て初めて知りました。
最初耳でこの単語「しょうとうだい」を聞いたとき、なんだろうなと思っていて、その後、「床頭台」という文字をどこかで見て、あーこれのことかと思ったわけです。いい年して何も知らないのです..。(恥
敢えてやろうとすれば、床の上に洗面器を置くしかありません。
家族が来て、そうやっているのを見て、看護師さん達があまりよく思わないだろうなと思うと、二の足を踏んでしまいます。
それと、一時、ミトンを外してもらっていた時期があって、掻きむしりがひどく、そけい部の点滴にまで手が伸びたのでと、安全のために拘束衣にしていいか聞かれました。
私は万一点滴を抜いてしまったら大変だと思って、拘束衣(つなぎのパジャマ)に同意しました。
つなぎのパジャマだと、腕をまくり上げられないし、まして脱がせることができないので、蒸しタオルしても、ほとんど腕は肘くらいまでしかできません。
そんなわけで、気にはなっているのですが、そのままになっています。
熱が下がって安定して、鼻腔官栄養になり、点滴が抜けて、お風呂に入れてもらえるのを待つしかなさそうです..。
夫が使っているベッドは、低反発のマットレスが敷いてあります。
当初は入院期間も短いだろうと思っていたし、気にしなかったのですが、10日ほど前に、左足踵に褥瘡と思われる発赤を発見しました。
看護師さんに言ったら、褥瘡になった人が使うという、緩衝材のスポンジを当ててくれました。
その後、一旦よくなったり、また赤味が出たりを繰り返しています。
今日行ってみたら、今まではそのスポンジをテープで止めてあるだけでしたが、その上から包帯がぐるぐる巻きになっていました。
悪化したわけではないけど、夫は足をこすり合わせて、スポンジをとってしまうそうです。
それで包帯をしていますとのことでした。
低栄養状態で、褥瘡になったら、治らなくなってしまうと思いました。
それで、思い切って先生に、ベッドのマットレスを変えて欲しいとお願いしました。
先生は、看護師室で相談して下さいました。
この病院は大きな病院ではありません。
エアマット仕様のベッドはあるけども、台数に限りがあり、全部使用中で、空きがないとのことでした。
夫が使っているマットレスは、低反発の中でもいいものだし、体位交換などで、褥瘡ができないように気をつけているから、しばらく待ってほしいとのことでした。
まぁ、先生も、この分野はどうにもならないんだろうなと思いました。
とりあえず、空いたら、次は夫に使わせてもらうことになっています。
今のところ、体に褥瘡はできていないようです。
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