乖離中は意識がない。だから乖離中の事は覚えていない。ぼーっと、突っ立てるだけが多いだろう。バイクに乗ったままとかもある。それでも、何故か大丈夫だったりする。

 乖離の一歩手前と言うか、そういうのが、日常だった。すっぽりと何かに包まれているような、なまぬるい空間。現実感というものが無い。流れていく風景に触れない五感。合わない環境に身を置くと、そうならざるを得ない。

 ストラテラをお休みにして、インチュニブだけの今は、また、狭間が発動しそうな感じがする。

狭間の、内側の世界は、以前とは違うものになるだろう。