絵に表れる子どもの心
幼稚園で行われた、絵画の講演会に参加してきました
幼少期の殴り書きのような絵や大人から見ると全く意味がわからないような絵は、成長段階でとても重要であることを知りました
どうしても大人目線で子供の絵を見ると、アドバイスをしてより正確な絵を描くように誘導してしまう
例えば、
ライオンの絵を描きましょうとなると、
- ライオンには顔の周りに毛があるとか
- ライオンの足元には草がある
- 尻尾がある
など

こういうアドバイスをもとに描いたような絵はあまり良くないらしい

子どもが感じたままに描くことが大事

そして‼️
子供が描いた絵に対して、
「これは何を描いたの
」

「どうしてこの絵を描いたの
」

と質問をしてはいけないらしい

どんな絵を描いたとしても、褒めてあげることが大事なんだそう

講演会の時に見本で見せられた絵は、人間の頭に鋭いものが刺さり流血していて、さらに腕を犬に噛まれている絵でした

そんな絵を描いたとしても、理由を聞いてはいけないらしい

とにかく褒めるといいとのこと

子どもの描く絵には、その子の本心が表れるそう

なので、絵を見て子どもが何を思って描いた絵なのか、汲み取って上げることが重要らしい

ちなみにその衝撃的な絵を描いた子は、親が離婚して精神的に少し不安定な時に描いた絵だそうです

講演会では、実際に長男がその場で描いた絵を解説してくれました

用紙いっぱいに思いのままに絵を描いた長男

ぱっと見何の絵か全くわかりませんでしたが、そうゆう不思議な絵を描くのはとてもいいことだそうです

先生にそう言われてとても安心しました

他の子の書いた絵も一つ一つ解説してくれたので、とても良い勉強になりました



お絵描きはあまり好きではない長男ですが、あまり質問やアドバイスをすることなく、思いのままに描けるように今後は関わっていこうと思います
