アンパンマン、歌えますか？
そうだ！うれしいんだ生きるよろこび
たとえ胸の傷が痛んでも…
何のために生まれて
何をして生きるのか
答えられないなんて
そんなのは嫌だ
今を生きることで
熱い心燃える
だから君は行くんだほほえんで…
私が歌詞を知ったのは大人になってから
えらく、幼児には難しい歌詞だな？と思ったことあります。
24時間テレビで
アンパンマンの生みの親であり、
歌詞を作った、やなせたかしさんの生い立ちを紹介されて
なるほど…と納得しました。
やなせたかしさんは、
子どもの頃、父親と死別、
その後、母親が再婚したため、
弟と二人、伯父の家で育てられる
日中戦争や第二次世界大戦に出兵し、
雑草を食べるほどの飢餓も体験する
終戦後、家に戻り、弟が戦死したことを知る
自分たちは何のために戦争したのか
何のために生きているのか…
その辛くて悲しくて虚しい体験が
やがて
アンパンマンを生み、
あの歌が出来たのです。
怪獣をやっつけることが正義ではない
困っている人に手を差しのべよう
そんな気持ちが込められています。
当初、アンパンマンの歌詞はもっと重い歌詞が考えられていたそうです
たとえ胸の傷が痛んでも
↓
たとえ命が終わるとしても
行け！みんなの夢守るため
↓
行け！悲しみを消すために
やなせたかしさんのやさしさ、思いを
子どもたちに伝えていきたいですね。
毎日毎日…歌ってますよ
