共に心理学の勉強をしていた友人が、先月2年ぶりに食事をした時に、今月奈良に行くよ。と言われ、「一緒に行く」と誘われたものの、あまりに突然だったので、「次の機会に行きたい」と答えていました。
彼女が奈良で会う人の一人が、私も講義を受けた信頼できる男性講師の方で、勉強を離れてからは年賀や手紙のやり取りが続いていた数年間がありましたが、4年ほど前からお互いのやり取りを辞めてしまいました。特に理由はなく、ただなんとなく。
彼女から奈良旅の感想がメールで届き、私が奈良に行きたいことを講師の方に伝えたら「会いたいと言っておいて」とおっしゃっていました。と伝言が届きました。
なんて軽い。ちょっと驚きでしたけれど、うれしかったです。暖かい気持ちになって、「会いたい」という言葉の熱量はすごいな。
講師の方が、その言葉にどんな熱量があったのかはわかりません。
でも、言葉の力として、
人は愛され、愛したい生き物なんだ。
動物と家族のように暮らす人たちも、彼らの存在から大きな力を受け取っているのだと思います。
動物も人間も、「愛」という気持ちはとても大切なんだと。思いました。
「会いたい」と言ってくれる人がいる。
「会いたい」と思える人がいる。
この気持ちはとても大事なことだななんて、今更ですけれど、ほのかに、しっかりと感じました。
この気持ちもっと大切にしよう。
いろんな出来事があって、負の感情をため込みすぎると、沈んで不安になる自分がいます。
そんなときは、人を温かく思う気持ちに上書きして、切り替えることで、気持ちが変わると思います。
負の原因の人たちではない、別の人たちに焦点を移して、考えることを変える。
私は、ペットショップのケージの中にいる子猫や子犬の姿を見ているだけで、愛しくなります。
そして、
「会いたい」気持ちのキーワードで、なかなか行けなかったお墓参りに行ってきました。
満開の桜が人気の場所で、この時期に行ったのは初めてでした。
いつもよりゆっくりして、ピンクの桜に見とれながら、花見の人たちの賑わいの中で、晴天の春を感じてきました。
奈良旅を目指して、10年ぶりの再会「こんにちは」と会いたい。