まだまだ寒い毎日、9日の日曜日に20年間使用したこたつが壊れたことから始まり、
10日12日と今度は購入してから1年3か月のPCが急に電源が切れて使えなくなる事態に、慌ててご近所の方に頼んで見ていただき回復。
その2日後に今度はメールが使えなくなり、またまた、同じ方を頼ってしまいセットしなおしていただき回復。
さすがに詳しいとはいえ、頼りすぎてしまったことを反省してしまいました。
自分の知識のなさも大いに反省点ですが、サクサクとPCを動かす姿を見てしまうと、何を動かしているのかさっぱりわからず、便利な機能を説明してくれても、私には一度に情報量が多くて、理解できない状態でした。
1時間半を2度も作業していただいて、この方を頼ってはいけないんだ。という気持ちを持つことが必要だと自分を戒めました。「メーカーに連絡してみた方がいいですよ」と言われた言葉が、1年足らずで不具合が起こる状態がおかしいといわれたからです。
確かに不具合は5回で、そのたびに何とか使える状態になってきたものの、「外れた」商品なのかと、なんかこんなことあるんだな、原因探しをしても私にはわからないし、有料のサポートを頼んでも高額だし、購入した店舗も故障扱いは有料だし、メカーに連絡しても、チャットや音声の応対だし、進まない状態や新品を買えばよかったと後悔したことがあります。
最後のPCを買うと決めて、昨年1年間PCから離れて、やっと手に入れたものだから、なんか落ち込んでいました。
でも、気持ちを切り替えました。
それは突然に。
別に最後のPCだと決めなくてもいいんだ。また買い続けて、好きなものを書くことにすればいいんだ。そのために今は、データーの保存をしないといけない。すべてが0になる前に。そう思えるようになりました。
「メシドラ」という食べ歩きの番組があります。タイトル表記は違うかもしれませんけれど。
MC役の満島さんと、兼近さんがゲストと食事をしながら、旅をする番組です。
その中で兼近さんが、3年前から「2025年でお笑いの仕事をするのを辞めようと決めていたけど、今年始まって、爺さんになっても舞台に立ってお笑いの仕事をすると決めた。俺人を笑わせることが好きだから」と宣言していました。
満島さんとゲストの柄本さんも、「それはすごい決断だね」と言っていました。
私も昨年の夏に、50年近くの知り合いと決別したことを想うと、自分が相手を頼り、相手も私を頼る関係が、深みに入っていたとつくづく思えていました。離れたことは結果的に良かったと思っています。
私はまた、すぐ見てくれて無料で直してくれた方の厚意に甘えていることに気が付き、また、人を失いかねない。気お付けないとと思いました。難しいですよね。PCのスペシャリストが親友だったらと思います。
でも、好きなことに必要なら、何度でもPCを買い替えればいいじゃあないか。中古品でも探してみればいいんだよ。と今は、すとんと気持ちが落ちました。
数日前、少し離れたご近所さんの高齢の女性が、「話したいことがある」とすり寄ってきました。庭の雑草のことで、町内の人に厳しいことを言われたと、沈んでいました。思わず女性の背中をさすってしまった私、それほど「そんな言い方するのかな」と思うような話でした。去年の私と同じく、「なんで人って、こんなこと言うのかな」とつくづく思いました。
人と人の会話は、時として予想外の言葉をかけられることがあるものです。気持ちのおさまらない状態を、どうにか鎮める手立てを試みても見つからない。誰にも話せない。ただ時間の過ぎるのを待つしかない。
私も去年はそんな長い時間を過ごしました。
そんな時は、沈みそうな気持から、楽しいことを考えて、外にでて、いつもと違う環境の中にポチャリと入ってみる。そしておいしいものを独り占めするように食べてみる。
突然、気持ちに新しい風が吹いてきます。いつかきっと。