寒いスっ。私は最北にも最南にも住めない体だな。とつくづく思います。
もう1月が終わってしまう。早いな。
去年の後半くらいから、図書館通いが始まりました。
出会いは1冊の本でした。地元で図書館を中心に本を読むことに関連した活動をしているサークルがあります。
その方たちが年に1度、古本市を開催します。以前書いたと思いますが、コロナで中断していた古本市が昨年は開催しました。
1人10冊まで無料でいただけます。感謝の気持ちの募金も差し上げます。その時は小川糸さんの「ライオンのおやつ」の本をはじめ6冊ほど頂きました。
30歳ごろまでは、文庫本の小説を読んでいましたけど、主に宮本輝さんです。その後は一度離れて心理学や精神世界の本ばかり読み漁ってきました。
その本たちとしばらく距離を置き、書店で宮本輝さんの文庫を手に取るようになりました。
そして小川糸さんの本を読んでからは、調べ物で図書館に行ったときに見つけてしまいました。づらりと並ぶ小川糸作品。
それからは、全作品読むと決めてまずは図書館の貯蔵してあるものからスタートしました。
図書館の本は少し苦手でしたけれど慣れました。もうすっかり小説を読むルーティンが続いています。
なんでこんなことになったのか。自分の行動に不思議な感じがします。
宮本輝さん以外は、そんなにまめに小説を読むことはなかったから。
子供のころから本を読むのが苦手で、読まない子供でした。
でも、文章を書くことは好きでした。
今年は私にとって好きな作家さんの本を読み続ける旅のような道ができそうです。
小川さんの作品も、去年の私のざわつきを静かにチェンジしてくれるような気がします。
そして、小説の書き方を、ここで学んでいこうとしているのかと思います。
なんか新しいことが始まっている。
そして、本のサークル活動をしている人たちの仲間に参加することも決めました。「会員になってくれてうれしい」という言葉が届き、まずは最初の一歩、私にできることをしていこうと思います。