もう14年前のこと。10年以上通ったカウンセリングの学校の認定式の日。この時40年以上続いた学校が、閉校になることもあり、私たちは最後の卒業生として卒業証書を受け取った。
その大切な日の朝、学校に着くまでのどこかのトイレで、まさかの下血。「なんで」その時はいささか焦ったけれど、頭もボーとしていることもあり、そのあと病院へ行き、大腸の内視鏡の検査と脳のMRIの検査をと言われた。
脳の方は、首の骨のゆがみから来ていると、その時にかかっていた整形外科の医師に言われて、大腸だけの検査で済んだ。
初めての内視鏡は、七転八倒するほど痛かった。医師の腕の違いなんだろうか。特別に異常はないといわれて、痔があります。との言葉以外は問題なしだった。
あれから時はたち、放置していた小さないぼ痔だと思っていたものが、大きく成長して、病院に行かねばと思っても、なかなか行けないまま。
やっと先月、診察を受けると。なんと、痔ではなく良性の腫瘍とのこと。でも、「切った方がいいね」と医師に言われ、今度は形成外科の病院へ。
女性の医師に心なしかほっとしたものの、かなりてきぱきと物申す人。15分くらいの手術です。そして傷口が治るまでの期間が、かなり注意しないと、いけないという不安材料をこれでもかというほど告げられた。
「手術をやりますか、やりませんか」と問われて、
「やらなければ、このまま大きくなりますよね」と聞けば、
「そうです」と即答。あなたが決めてという感じ。
すかさず「やります」の返事をして、その日に手術日を決定。
「翌日も病院に来てもらいます。一日入院もできますけど」と医師は言う。
「一日入院します」と即答。
「その後抜糸までの2週間はお風呂はシャワーだけです」と医師。
これから冬本番なのに、シャワーだけって、風邪ひくでしょう。どうする。
コロナの感染予防のために手術前の1週間は、朝夕の体温を測り、咳、のどの痛み、鼻水、倦怠感、頭痛、などなどのチェックシートに〇×をつけて持参するように。感染から医療者を守るためです。とチェックシートに記されていた。少しでも症状があったら〇をつける。〇がある場合は手術はできないことがありますと。
なんか医療者のあわただしい現場がひしひしと伝わりました。
来週行ってきます。年末までどんな生活を送るやら、今年はいろいろな事があったなぁ。
でも、今日はすっきりしていました。
2024年11月20日は、私にとってこれから19年の時間をかけて、自分の過去を振り返り、失ったものを取り戻す時間。深い精神的変容を遂げるスタートの日だそうです。この言葉を受け止めて。
現実の出来事を受け入れながら頑張りながら、自分を取り戻す成長の時間を過ごしたいと思います。