今日は今月に仕上げた小説を公募の出版社に送ってきました。発表は来年の五月。

まだまだ先ですけれど、出来た。終わった。この達成感が半端なくて、今日は心地よい疲労感があります。地元の神社にお参りしようと思っていましたけど、雨が降り出したので、明日にします。頑張れたお礼をしないと。

 

なんか、心に刺さったとげみたいなものが、なかなか取れない。

気にするな。忘れろ。考えるな。いろんな言葉が自分に言い聞かせるように、私をかばって届けてくれています。

結果、進んでいる自分を認めると、「大丈夫だぁ」あのドリフターズの志村けんさんの名セリフが聞こえます。「チェンジなんだよ」これからは、気を使いながら我慢しなくていい、嫌なことは嫌と言えばいい。少しばかりの自由を大事にするんだ。

 

心理学の認知行動療法の理論の中に、苦手なことを克服するために、1から10までの項目を立て、10が一番自分にとって過酷な状態なら、1までの間をゆっくりここまでなら、何とかトライできそう。という項目をかき出します。つまり、1は一番ハードルが低いことになります。

 

この考え方は、割と取り組みやすいのかもしれません。進まない場所は、そこを細かくできそうな段階を考えてトライしていけば、石畳を一歩一歩、ゆっくりと歩く感じなのかと思います。

 

人の心つて、めんどくさいですよね。傷つけた方も、傷づつけられた方も、互いに尾を引く関係が続く。なんでこんな終わりなのかと思っても、それでいいんだ。と思えれば肯定的に捉えることもある。そこで切り替えていくことも大事。責任を背負いながら、変われるチャンスなのかと思います。

 

少し前に電話相談をしていた時に、何年も同じ話をしてくるクライエントの方がいました。話を聞いていたその時よりも、仕事を離れた今の方が、ほんとに苦しくて忘れたい自分をどうにもできないまま苦しんでいるんだなと、改めて思います。

 

抱え込んだ苦しさは、自分で抜け道を見つけ出すしかないのかと。自分ができる抜け道を見つけて、見つかった時は一筋の光がさしていると思います。朝の日差しを浴びるように一筋の光を信じて、広げていくことができれば、そこにはわずかでも達成感が待っていてくれるものだと思います。