PCに残っている2ページまで書きかけの小説。いつ頃から書いていたか覚えていません。でも、いつも続きを書かないと、公募に出さないとと思いながら書けないままだったのに。
草取りを終えたころから、杖を使わずに歩けるようになったころから、急に書き始めること毎日の日課のようになり、二週間余りで書きあがりました。400字で約82枚程度の短編です。
あとはチェックをして、読みこんで書き直して、いよいよ印刷のところまで行って、インクの残量が危なさそうなので、連休明けに買いに行きます。締め切りまでまだ十日近くあるので最後の詰めに入ります。
仕事で取材をして原稿を仕上げる時も、寝ている間も原稿の文字が頭にあります。女優の大竹しのぶさんが舞台をしているときは、役のセリフが頭に入り寝ている時もうわごとのように叫んでいる。という話をしていました。
比較できることではないけれど、同じようなものなのかもしれません。
なんでこんなに書かないままだったのに、天から降ってきたように書けたことが、なんで、と自分に聞きたくて。
脚本家や作家が、天から降りてくる。なんて言葉を言います。
同じだ。
そんなレベルではありませんけれど。いつかはそんなレベルに立ちたい。
今年は、長年続けていたことや、古い付き合いの人間関係から離脱する運気らしくて、その結果、痛みも切り替えも必要でしたけれど、体が気持ちが次へ行け。と、力をくれたのかと思います。
父が亡くなった時、私は続けていた心理学の泊の研修会に鬼怒川まで一人で行きました。親を亡くして、勉強でもないはずが、なぜか行く。と体が動きました。
母が亡くなった時も同じ泊の研修会で鬼怒川に行きました。
不思議です。どうして遠方まで行き、勉強して帰ってこれたのだろうと。
あの時と同じような気がします。
がんばれ、前にすすめ。ここに立ち止まるなと動かされたように思います。
なんかそんな自分の力を信じたいです。