なんか急に暖かくなってきました。この急変に気持ちも体もアブアブしています。

朝ベットの中で目が覚めると、さて、起きよう。

目を覚ました自分を認識して、仏壇と神棚にきょう一日の安全と、私と兄の健康をお願いして、朝食を食べる。

ああ、食べられた。となんか食事ができることにありがたい気持ちがうっすらとよぎる。

 

家の掃除をして、これは日課の作業を終え新聞を読む。

今までかかわっていた心理の学会を退会してから、勉強のために読んできた心理の専門書から離れて、かつて読んでいた精神世界や、エッセー関連や様々な本を再度読み直している。

 

小説は宮本輝作品くらいで、ほぼ読まないけれど、少し読み始めたい気持ちが出てきました。少しづつ違うジャンルの書籍に意識が向いてきた。確実にアンテナが動いている。

 

私は編集とライターの仕事をしてきたんだよなぁ。と自分に問いかける。

でももう3年くらい取材の仕事をしていない。

ライターとカウンセラーの二刀流のように、私は二つの仕事を杖として仕事をしていく。と思っていた。熱い思いがあったなぁ。

 

いろんな時間の流れの中で、二つの仕事をすることは難しいと思えてきた。

やっぱり書く仕事がしたい。

 

何にもしていないな。

長い休息中の自分に、ゆらゆらするだけすればいい。走り出したいことがあれば、動きだせるから。

 

自分を信じて、愛するものを見つけて、自分を愛して。今まで生きてこられたから大丈夫だよ。そんな言葉をざぶざぶとかけている。

 

朝食事をしているときに、目の前の今の景色を見ていると、なんか怖くなった。変わらない日常にくらくらした。

 

そんな日は、「徹子の部屋」を見て、90歳の徹子さん若いころからは、かなり姿が変わったけれど、言いたいことは話す。聞きたいことは聞く。お願いすることは拒まずいう。変わらない姿に、「頑張ろう」と思う。90年生きてきた人の重圧感に、変わらぬ姿勢に「何をまどろんでんだよ」と。

ゲストに俳優の岡本健一さんが息子さんと出ていました。2人で舞台をやるお知らせです。舞台俳優として活躍している岡本さんを見ていると、一筋の道を歩いてきた人だと思います。その強さと、りりしさに惚れます。

 

年金をいただく年齢になった高齢者といわれる世代も、わずかな賃金と、適度な時間の仕事をすることが多いという記事を見ました。生活のため、健康のため、人とかかわるため、さらには人材不足の仕事場には必要な存在らしい。

 

夢や目的を持ちながら、生きていく時間の中で、自分ができる出会える仕事に就くことも必要なんだと思います。

「あさイチ」で俳優・北村一輝さんが初めて54歳にして「王様と私」のミュージカルに初めて挑戦。北村さんの挑戦が見る人を感動させる。みなぎる気持ちや力って不思議なほど伝わるものです。

 

4月ゆらゆらしている心の中に、つんつんと土から新しい芽を出している草花のように、程よい刺激を感じます。