気持ちが楽になれるアイテム。
私にとっては、お風呂タイム。
ジャスミン茶、凍頂ウーロン茶、ハーブティー、日本茶、コーヒー、ミルク。
簡単なストレッチ。
読書。
眠りにつく時。
眠りにつくときは、朝起きて一日が始まるよりすごく楽。
数年前から両親が使っていた家電が、次々に壊れてとり替えの季節を迎えている。
ずっと家にあったものは、両親がそろえたもの、特別な愛着があるわけでもないけれど、すごくあるものもある。捨てられないものもある。
でも、30年近く働き続けてくれた家電。
ほんとに物持ちの良い家族です。
買い替えるときは、私のお金で、私が吟味して買うことになると、大切に使うようになる。大事にしようという気持ちが増える感じで、なぜか自分が買った。という自己満足感がある。これって勝手ですよね。
親だって大変な思いで、2人の子供を育てたのだから。
でも、そうやって、家にある道具たちは、一つ一つ変わっていく。
両親が働いてそろえた道具たちを、私は処分して私の道具として塗り替えていく。
この感じが、なんか寂しいようで、うれしいようで。
食器も両親が使っていたものや、頂き物の食器は、青の食器が多い。
使い切れないほどあるけれど、白いナチュラルな食器をそろえだした。
少しづつ変わっていくんだなぁ。
でも、家族と一緒に暮らした長い時間の風景は消えることはけしてないけれど、道具たちが塗り替えられていくことは、なんかしっくりこないまま、これでいいんだという思いもする。
家族の居場所が、私の居場所に移ろいでいる。ゆっくりと、穏やかに。
旅に出たくても、結局は、この場所が一番落ち着く。
地元の駅に降り立った時に、やっとほっとして息ができる。
この家は私が楽になれる守られているお守りのようなものなんだろうな。
ここにいられることはありがたいんだと思う。
私が守って、私は守られているんだ。きっと。