今日、「ひるおび」という番組で、スタンフォード大学のことを取り上げていました。どんなにすばらしい大学で、入学することがとても大変なことも。
番組に出ていた弁護士の男性が、「僕は落ちました。息子も落ちました」と彼にとっては屈辱的な経験の話をしていました。
アグネスチャンさんも彼女の息子3人もこの素晴らしい大学を出ているそうです。
この大学の様子を見ながら、私の頭に浮かんだのは、昨夜の夕方のニュース番組の中で、高齢者の年金生活が、厳しくて70歳代を過ぎても働き続けなければ生きていけない現実を伝えていました。
ある男性は「もっと若い時に貯金をしておけばよかった」
ある女性は「無理だよ年金だけじゃあ、暮らしていけないよ」
年金の支給日に1200円のランチをうれしそうに食べる人。
「もっと遊べる余裕が欲しいよ」という男性。
「70過ぎたら働くとこなんかないよ」という男性。
そして新聞の一面には、両親の手で奪われた幼い命の記事。
さらに「昼めし旅」という番組では、若いころに、それぞれが海外を旅していた男性と、女性が出合い結婚して、日本に戻り農業を志して地方へ移住。
古い家をリノベーションして子供たちとの暮らしをしている様子が楽しそうでした。
自分たちで育てた野菜を母親が料理して、みんなでおいしそうに食べていました。
父親は「この生活をいつまでも続けたい」と。暖かい信念が伝わってきました。
子供たちは大きくなって、両親のように海外へ旅立つかもしれないし、都会に出ていくかもしれないけど、なんかあったかーい家族の風景を見た感じでした。
スタンフォード大学がどれほどの偉人を誕生させるところであっても、その場所もすべての場所が混ざり合って、自分の今いる場所を楽しめたらいいと思います。
いろんな生き方があって、過去の時間は戻せないけれど、ほぼほぼ生きる時間は決まっていると思うけれど、思い通りに行く。と信じれば、向かう道は見えてくるんじゃあないかと思うんです。