冬の月明りってこんなにきれいでしたか。

最近、夜になると月明りのきれいさに見とれています。

食事を終えて、台所のかたずけも終わり、ごみを外に出すと、もう、闇夜の暗さに。

どこからか明かりがさして、ご近所の雨戸が開いているのかと思いきや、どこも締まっている。

上を見上げると、「ここだよ」と言わんばかりに、お月様の明るくまぶしいくらいの光が、私を照らしている。

こんなにも冬の月明りはきれいでしたか。

「きれいなんだよ」

「君がきれいだと気付いてくれてよかった」

冷たい空気で身は冷えてしまいそうなのに、なぜか見とれてしまう。

暖かい光。

何かの伝言を注いでいるような。

不思議な感触。

そういえば、今年はなんか遠くから光が注がれている感覚がして。

そんな一年の始まりでした。

今年は頑張れるよ。月からの伝言があるのなら、そんな言葉がひかりの中に注がれているのかもしれない。

 今年は切り替えのスタートのような気がして、今まで長くやり続けていたことを一度離れて、やっぱり私はこの場所に戻る。自分の中で考えないようにして押し殺すようにつぶしてきたことを、「別にいいんじゃない。楽しんでみたら」そんな言葉に気持ちがとけていきそうです。