行ってきましたシンポジウム。

やっぱり参加してよかった。

午後の部に参加して、会館の中に缶詰め状態。

携帯はマナーモードにしてありましたが、なぜかスケジュールのアラームが鳴りだしました。慌てて操作したら、1通のメールがあって。

帰りが遅くなると思ったので、朝開けていた雨戸を閉めてきました。

その行動に不信を抱いた近所の友達から、「お出かけ」の確認メールです。

いつも私が倒れかかると頼りにしている彼女、昔は元気でした両親のお世話をしていた時期は、倒れることもなかったのに、二人がいなくなってから、幾度となく体調不良になっていたので、ついついお世話になっていました。

でも、ここ数年は倒れることもなくなりました。只今回復中。

でも、私は彼女にとっては心配になる存在なのです。

ありがたいことですが、連絡できない状況の、今ですか。というタイミング。不思議です。

人と人の気持ちがシンクロするのではなく、クロスするのでしょうか。

 

そして翌日は偶然に鉢合わせ。会わない時は数か月も合わないのに、これも不思議です。

バタバタと歯科に行く途中らしく慌てていました。

「あなたは虫歯はないでしょう」と聞かれ、「虫歯は無いな」と答えると、「言い切ったね」といささか強い口調の言葉が返ってきました。

「甘いものを食べないように気お付けているんでしょうから」と言われ、私の心のセンサーが反応して、「気お付けているというより、もともと甘いものはそれほど食べないから」と言葉を放ちました。

私は口調は優しい言葉ですけれど、心の中では、「言い切ったね」の言葉に反応していたのだと思います。

 

虫歯で困っている彼女にとって、「虫歯はない」という言葉は、彼女を攻めたのかもしれません。虫歯になるのが悪いんだ。食べ過ぎなんだ。そんな言葉が同時に、彼女に刺さったのかもしれないです。そんなつもりで言った言葉ではないです。

 

いや、そこまで深読みすることもないとは思いますけれど、私にとっても、心の深いところに刺さった瞬間でした。

 

こんなささやかなことでも、互いの言葉のキャッチボールは難しい。

その不快感の場所にいつまでもい続けることは、さらに、深読みをして、互いの関係を離していくことにもなります。

 

こんな時は、相手の言葉も、自分の言葉もさらりと忘れる。

それが極意です。