夏祭りと言えば、ソース焼きそばとたこ焼き。りんご飴にイカ焼き。これは縁日の定番です。
「どんなあなたも素敵な人気者」素敵です。
地元の夏祭り、今年はどうなんだろう。
母は祭りが好きでした。花火も。
いつか伊豆の稲取に旅行に行った時、ちょうど花火大会の日で、それは見事な連打の花火を見ることができました。夜の海にはいくつもの船が出て、船に灯された明かりが海を照らして、それは幻想的できれいでした。
海の中で綱を渡るように連打の花火が流れるさまは感動です。
母は「もう二度と見られないから見るんだ」と楽しんでいました。
ほんとに、あの時が最後になりました。
食事も金目鯛の煮つけに刺身も豪華で、満足のいく旅館でした。
母は祭りや、旅行や、外に出かけることが好きでした。
それも気の張らない私との二人旅に限るらしく。
今思えば光栄なんだろうけれど、あの頃は、半分大変でした。でも、母の好きな旅に付き合えてよかったと思います。
夏の怪。
八月七日にいざ草取りと意を決して、始めました。
汗だくになり一時間ほどかかり、シャワーを浴びて、着替えたら左手首が痛い。
見るとなんと広い範囲で腫れ上がっている。怖くなって、何これ。どこで打ったのか記憶にない。その方が恐ろしい。
まずは冷やして、シップを張り安静にしていました。腫れはなかなか引かずに、だんだんと内出血の紫色がひどくなってきて。
何したんだろうと記憶をたどっても、それほどすごい痛みを思い出すこともなくて。でも、半端ない状態に腕は腫れ上がっていて、とりあえず、腕は動くので、手も使えるので、押せば痛みはあるものの、力を入れなければ、大丈夫の状態でした。
骨折ならもっと腫れることは分かっているので、、様子を見る毎日が続いています。
そして、七日目、腫れも内出血少しずつではあるけれど、少しになっています。
いやー参った。
この少し前には、麦茶を作るのに、やかんで小さなやけどをしました。
やけどなんて、ほんとにはじめてに近い。「どうしたの私」。一抹の不安が。
なので、この手の青あざが治らないと、もう半分の草取りができません。
あの日の草取りの時、植木はさみでバシャバシャと葉を切り倒していました。その時に、小さなバッタの赤ちゃんを切ってしまったらしく、赤ちゃんは頭と足をばたつかせていました。「ごめん。ごめん」と何度も謝りましたけれど、まさかバッタちゃんの祟りでは。
そんな思いに至った、お盆の入りです。
