新しく始めた相談業務の仕事場で、今一緒に仕事をしている女性は、かつてともに同じ学校で心理学の勉強をしていました。
彼女は着実に、心理の学びを仕事に生かしてきた人。
私は、勉強が長引き、資格を取得してもそれを生かすこともなく、長いブランクを作ってしまいました。
今回は、昨年新しく資格を取得できたので、ようやく実践の仕事場に勢いをつけて就くことになりました。
その彼女から、
「たたずまいが変わった。以前は緊張していたけれど、落ち着いている」と言われました。
自分では気づきませんでしたが、なんか変わったと思ったことは、一つありました。
その変わった原因がなぜかわかりませんでした。
でも、彼女の言葉で、自分の変化の原因が理解ができた気がします。
彼女は私のブランクの出来事を知っている人。
「一人で背負っていたでしょ」と言われて、
この言葉、なんか冷たい風が染みる思いがして、そうか、今は背負っていない。
背負うことが亡くなったけれど、寂しい。
どこにでも行けるし、何でもできるはず。
もう、自由気ままなんだ。
そう思えても、足元は、軽やかではない。なんか厄介です。
そんなに簡単に割り切れない物なんだと思うけれど、でも、私のたたずまいから、びくびくと緊張した姿が消えていることを知らせてくれて、うれしかったです。
そうなのか私変わったのか。
自分ではなかなか気づきにくいことなのかもしれないです。