本当に久しぶりの休暇


あえて予定は入れず

ただ気が向いたまま

自然に寄り添う


快晴の空

遠く仰ぐ

中央アルプス連峰



生き急ぎ過ぎてきた

若き日々を振り返りながら

木洩れ日の径を辿る



清流に冷やされた
風が心地よくて


何度も立ち止まり
深い呼吸を繰り返す


太陽の光は

見事なまでのコントラストを

大地に与え

自然の美しさと

力強さを

示し続ける



駒ケ根に戻ったら
最初に必ず訪れる御寺さん



その重厚な佇まいは
聖域に踏み入れるヒトへ
強烈なプレッシャーを感じさせる程
凛とした空間を持って
迎え入れてくれる


参道脇の
紫陽花たち


神々しい輝きを放つ
三重塔


駒ケ根の夏
それは
風と戯れる
美しい季節


肉体も精神も
その全てを休め

明日へと
繋ごう