前回、落ち着きのなさ、天才的なところと手先の不器用さの凹凸から発達障害の疑いをもち、3歳半健診で紹介状を書いてもらったところまで書きました。



受診するまでは、やはり考えすぎだったのではないか、こんな程度でと嫌な顔されないか、という逆の不安でいっぱいでしたアセアセ



保育園はのびのびの園で、みんな大暴れ系だったので(ぇ)特に目立つことはなく。


先生からも「え、ミミちゃんがですか?気になったことありません」という反応だったんですよね悲しい




でも決してそんなことはなく。


あっさりな診察でしたが、まず発達検査を受けてみることになりました。




3歳9ヶ月で受けたのは新版K式という検査。



結果は、

姿勢・運動  82
認知・適応  101
言語・社会  112

全領域  106(4歳0ヶ月)


数の概念だけ4歳半〜5歳と飛び抜けていたけど、その他は年相応でした。

姿勢・運動が低いのは、ケンケンができなかったからです。



知的に問題がないことが分かったわけですが、やはり問題は多動!




検査の間じゅう、それはそれは落ち着きのなさを全開にしてくれました絶望


ブロックや絵カードなど検査に必要なアイテムが気になって気になって、身を乗り出して次は何?あと何があるの?と落ち着かない。


心理士さんが一度見本を見せたりするのですが、注意を促さなければ最後までじっと見ることができなくて、早く取りかかりたくて仕方ない!



とにかく興味が強くて、繰り返しが飽きる、次に移りたいが強く、走り回る多動とはまた違うと言われました。




さらにひどかったのは、検査後!


「心理士さんと私が大事な話をしてるから、オモチャで遊んでてね」と状況を伝えているにも関わらず・・・


ママーーー!

これどうやるのーーー!

ママーーー!

こっち来てーーー!

ママーーー!ママーーー!ママーーー!



チーンチーンチーンチーン


1人遊びができないのは、人の反応があって楽しいからでしょうと言われました。


この時は、1人遊びができないと言われたことが、この子は大変ですよねと言われた気がして、大変さを認めてもらえたのが嬉しかったです。




まぁそんな様子だったので、ADHDのグレーとなりました。


年中、年長になってもこのままだとADHDだし、成長とともに治ってくることもあるからと。



ショックは特になかったです。



そして、小集団の療育を勧められました。



普通の子かもしれないと迷っていたくらいなので、療育と言われて正直驚きました。


でもやれることはやっておこうと、5人ほどの少人数グループでの療育を年中の春から、卒園までやりました。


ミニ授業やゲームを通して、ルール・マナー、感情のコントロール、お友達とのやりとりを学びました。





そしてまた、1年後に新版K式の発達検査を受けました。




年中4歳10ヶ月 


1年前と全然違って、落ち着いてましたびっくり

一度身を乗り出したくらいでキチンと座れていて、検査後の時間も1人で遊びながら待っていたのです!!



結果の方は、


認知・適応  
前回101 → 今回109

言語・社会
前回112 →今回116

全領域
前回106 →今回112



数の概念は5歳後半でしたが、全体的に伸びてる&差が小さくなってる?



そうです、ミミの天才的なところは確かにこの頃グングン伸びている感じはなく、普通に近くなっている気がしました。

数字も100.1000と理解するわけでもなく、時計も◯時や◯時半まで。



手先の不器用さも、塗り絵がそこそこできるようになったり、壊滅的かと言われるとそうでもない程度に成長していたのです。




保育園でのミミは、しょうもないことで傷つくので、毎日何回も泣いていて、プチトラブルが絶えませんでした。


スマート女子たちにはちょっと距離を置かれてるような、引かれてるような気はしましたね赤ちゃん泣き



ただ、親友がいたので楽しく通えていましたハート


後にこの親友も、IQは絶対高いけどバリバリのASD診断が付きました。


似たもの同士だったんですねぇ。




家では相変わらず1人遊びができず、ごっこ遊びばかり求めてきました。


ドラえもんごっこで、私はしずかちゃん、お母さんのび太くん、ナナはドラえもん。


ハリネズミごっこでハリネズミのお母さんになって!こう言って!


など指示が多くて、げんなりでした悲しい




本当にしんどくて、ミミと丸一日2人で過ごすことはできなかったです。


怒鳴っていたし、向き合えていなかった。


愛せなかったです。





遊ぼう遊ぼうが過度でしんどかったけど、生活動作はすごく自立していました。



年少から手作りお支度ボードを毎日使っていました。



次は就学前診断に向けて、初wiscを受けることになります。


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