さて、ルーション地区ですが、コート・ドゥ・ルーションACは、ラングドックの他地域に比べて山がちで起伏が激しく、日照時間が長く降水量が少ない、そして風が強いため凝縮感のあるワインができます。
そして、出てきたコート・ドゥ・ルーション・ヴィラージュ。コート・ドゥ・ルーションが赤、白、ロゼを造れるのに対し、ヴィラージュは赤のみ![]()
最良のブドウ栽培地は、北部にあります。
その北にあるのが・・・フィトゥー。
フィトゥーって、うっすら覚えてるくらいのACなのですが、フィトゥーは大きく2つの地域に分かれていて、沿岸の温暖な地帯では、比較的フルボディのワインが、冷涼な標高の高い内陸からは軽めのワインが造られています![]()
フィトゥーの北に位置するのが、コルビエールやミネルヴォワ。最高の品質を生み出しているのが、ラ・リヴィニエール。
教本にも書かれてます。
さて、IGPワイン。なぜここに新しい動きが生まれているのかというと、フランス南部のAC制度の作られ方に理由がありそうです。
常に伝統的なブドウ品種もしくは地元品種を重んじているAC制度では他のACの伝統品種を許可することに消極的だったのです![]()
それじゃあ、ってことで、多くの生産者がシャルドネやソーヴィニヨン・ブラン、メルロなど国際品種を栽培し、それらから造るワインをヴァン・ドゥ・ペイとして販売することで対抗してたんですね。
一部の人がやり始めた方法が、段々一部ではなくなったときからフランス南部のワイン造りが変わって行くことになるのです。
なんか、そんなこと書かれると、この地域も気になりますね~。
さて、プロバンス地方。これでフランス南部は最後です。
プロバンス地方のACはラングドック・ルーションに比べると発展しておらず、個々のテロワールを強調させるまでには至っていません。
最大のACは、コート・ドゥ・プロバンスAC。ロゼワインが生産量の5分の4を占め、そのほとんどがリゾート地で販売消費されています。
リゾート地の存在がいいんだか悪いんだかですが・・・。
プロバンス地方といえば、バンドール。ムールヴェードル主体の、力強いタンニンを持つフルボディのワインが作られています。