昨日、たまたま次回使うワイン講座用のワインを探しに、ワインショップに寄ったところ、目的のワインはなかったのですが、面白い話がありましたので、ブログでシェアしたいと思います。
店頭で安曇野ワイナリーの営業マンが自社のワインの試飲販売に来てたんですね。昨日から店頭に立っているものの、お客さんはゼロ![]()
ラムは自分が買いたいワインがあるかをチェックして、ないことがわかると、そのまま素通りするのもなんなので、この安曇野さんのワインを試飲することに。
そこで、思いもかけない話があったんですね![]()
実は、ここで造られているシャルドネ、シュール・リーといって、ロワールのミュスカデみたいに澱とともにタンクの中で寝かせているらしいのですが、国内では甲州や竜眼というブドウ品種のボディをつくるためにシュール・リーさせることはあるけれど、シャルドネは珍しいみたいなんです![]()
へーって話を聞くと、普通にタンクの中で澱と寝かせているわけではなくて、ビールを造る圧のかかるタンクを使っているとか。安曇野ワイナリーは、まだ10年にも満たないワイナリーで母体は精密機械を作っている会社。
その会社の社長さんがワインにはまってしまって、ワイナリーを始めた、っていうことみたいなんですけど、安曇野にあったビール工場を買ったんですね。
で、ラムはビールを造るときに使うタンクについてそこまで知らないのですが、圧力がかかること、内側が二重構造になっていて、温度管理も可能ってことでした。ステンレスタンクは、ビールを造るものじゃなくても、温度管理できるけど・・・なんて思いましたが、まあ、普通のタンクを使うやり方をしていないってことみたいなんです。
ビールのタンクは、タンクの下から材料を入れて、同じところからできたビールを取り出すみたいなんですが・・・それって、シュール・リーしてると澱を先に取り出すことになるんじゃないの
と聞いたところ、そうなんですと。
一度、別のタンクに移してから、瓶詰するみたいで、手間がかかるんですー
なんてこといってました。
ラムが面白いと思ったのは、ここから先。
ブドウの糖度の話になったときに、例えば、シャルドネとかの糖度、22度あったとするじゃないですか。それが実際にワインになるときには、どのくらいのアルコール度数になるのか・・・・22度の半分の11%になるんだそうです![]()
へ~、でも、11%ってアルコール度低すぎない
ってときにどうするのか。
それは・・・
補糖をするのです![]()
補糖のことは知ってたけど、やっぱりだ
って思ったのですよ。
補糖することを禁止しているカテゴリーのワインは海外にもありますが、我が国では補糖は禁止されておりません。
だから、糖度が足りない場合は、補糖して理想のアルコール度にもっていくというのです。
安曇野さんの場合、シャルドネやメルロは補糖しなくても糖度が上がるので補糖はしないのですが、コンコードやナイアガラは補糖してると。
営業マンは、醸造家じゃないので、詳しいことはわかっていませんでしたが、ベースとなっているブドウ品種に合わせて、砂糖の種類も変えているんだとか。
へ~![]()
って言ってたら、これは結構当たり前ですよ、とか言われてしまった・・・。ブドウの完熟度のレベルをどのくらいまであげれるのか、ってところ、ロイマーが、ただ糖度を上げるだけじゃなくて、生理学的成熟が必要、なぜならそこにそのワインのもつ風味が入ってくるからなのですが、実際に栽培している人にここらへんのことをうかがってみたくなりますね~。
安曇野ワイナリーさんも、収穫時期にはワイン用ブドウを食べたりできるみたいで、その味もきっと想像しているよりも甘いと思うよって言われました。そして、是非収穫時期に遊びに来てくれって言われているので・・・行ってみたくなりましたよ![]()
たまたま行ったお店でたまたまそんな話が聞けて、ほんとに楽しい時間でした![]()