ドイツに続いてオーストリア。この国のワイン法はドイツとよく似いているのですが、地理的呼称を使用するワインの最大収穫量はかなり厳格に制限されています。
そのため、ドイツと比較すると、オーストリアのブドウの栽培地の面積は約半分であるのに、ワインの生産量はわずか4分の1。
PDO(保護原産地呼称)ワインは、ドイツ同様、クヴァリテーツヴァインとプレディカーツヴァイン。これらは、許可されている35のブドウ品種の中のいずれかから造られ、地域も特定されています。
クヴァリテーツヴァインは、下位のカビネットを除き(オーストリアではカビネットはプレディカーツヴァインに分類されていません
)補糖が許されています。
オーストリアのワインのカビネットは、クヴァリテーツヴァイン
以外にも、重要なポイントがあって、それは、オーストリアのプレディカーツヴァンには、更に二つのプレディカート(称号)があるということ![]()
それは、
・アウスブルッフ
と
・シュトローヴァインまたは、シルフヴァイン
です![]()
アウスブルッフは、ベーレンアウスレーゼとトロッケンベーレンアウスレーゼの中間の格付けで、シュトローヴァインは、糖分を凝縮するために、冬の間、藁や葦を敷いた上にブドウの房を寝かせてから造ります。
オーストリアは更に、フランスでいうAOCのような原産地統制呼称ワインがあり、それをDAC(ダック)と呼んでいます。
現在でも増え続けているDACは、特定の呼称の中の生産者が使用すべき単一または複数のブドウ品種や、その地域の特徴を最もよく表現するスタイル、さらにそれに伴う規制について合意できれば、その地域はDACの格付けを認められます。
さらに、このDACとは別の格付けがヴァッハウには存在し、これの方が試験によく出題されているので重要です。
・スマラクト(エメラルド色のトカゲ)
・フェーダーシュピール(鷹狩)
・シュタインフェーダー(野草)
の3つです。
シュタインフェーダーが最も軽く爽やかなスタイルでスマラクトにいくほど、フルボディで複雑、さらにお値段も高くなりますよ