ドゥエロ川沿いのDOを見ていきましょう![]()
ドゥエロ川はスペインからポルトガルへと流れ、ポルトガルではドウロ川と呼ばれ、大西洋に注いでいます。この川は、ポルトワインと関連付けて知られていますが、この流域のDOはなかなか評価が高いんですよ![]()
さて、リベラ・デル・ドゥエロ。内陸にあるこのDOですが、標高が高いため(中には850mにもなる畑があります。)大陸性気候が弱まります。一年を通して、夜間温度は低く、夏には最高で日中より20℃も冷え込むことがあります![]()
20℃も冷えるって、、、かなり冷え冷えなんじゃないですかぁ~。
しかし、この寒暖の組み合わせがテンプラニーリョにとって最適で、質のよいワインを生み出していたんですね~。テンプラニーリョは結構Mだね。
でも、そんな状況があらわれたのも、1980年代になってからの話で、若くて活発なワイン醸造家と投資があってはじめて、生産量が増え、質が上がったのです。この地域で有名な生産者は、ベガ・シシリアさんですね![]()
なんでもそうですが、いくらいい畑やいい土壌や気候があったとしても、そこでブドウを栽培してワインを醸造しようと思うアツキ人間がいないと、だめってことです![]()
リベラ・デル・ドゥエロは、赤とロゼワインのDOですが、実際にはテンプラニーリョから赤ワインが造られているのが大半で、ロゼはガルナッチャから造られてます。
ベガ・シシリアさんの影響もあり、こちらではカベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック、メルローなんかも許可されてますよ。
リオハもテンプラニーリョが栽培されますが、リベラ・デル・ドゥエロの方が同じテンプラニーリョでも、色調が深く、よりパワフルでタンニンの渋みが強くなります
もうひとつ、ドゥエロ川沿いにあるパワフルなワインを造るDOが、トロです
って、マグロのトロじゃないですよ。
トロもリベラ・デル・ドゥエロに似た気候を持っていて、赤ワインに使われるは・・・ティンタ・デ・トロ。
フルボディでパワフル、アルコール度数がかなり高いワインが造られています。これは、日照条件がいいことと、熟成がすすんだ段階で収穫されることに由来します。
トロとリベラ・デル・ドゥエロの間に挟まれたDOで、ルエダがあるのですが、ここは実際アツイ男たちのイメージから一転、エレガントな白ワインを造っているのです
もともとこの地域は、シェリー・タイプのワインを造っていたのですが、1972年よりリオハに拠点をおく会社が、フルーティーで軽い白ワインを造り始めたのがきっかけでスタイルが一転。
白亜質の土壌、大陸性で夏の夜間は涼しいといった条件が白ワインに合い、ベルデホやソーヴィニヨン・ブランからアロマが豊かで酸味のあるエレガントなワインが造られた、ということです![]()
スペインで美味しい白が生産できるDOは限られているので、ルエダは是非是非覚えてくださいね~![]()