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幸せな畑の幸せなワイン

人と世界をワインでつなげたい!そんな思いで書いている、ワインアドバイザー・薬剤師ラムの徒然日記です。

シェリーやポートといった酒精強化ワインは、通常のスティルワインのアルコールが8~15%の間で、11.5~14%のものをよく見かけるのに対して、15~22%とアルコール度がかなりお高めです。



シェリーといえば、3つの町の名前を覚えておいてください

・サンルカル・デ・バラメーダ

・プエルト・デ・サンタ・マリア

・ヘレス・デ・ラ・フロンテラ




スペイン南部にあるシェリーの産地は温暖な地中海性気候。沿岸地域であるので、スペインのほかの地域よりも雨は多め。その大半は秋と冬に降ります雨




シェリーの生産に重要な土壌は、アルバリサ。アルバリサはチョーク質(石灰質)を多く含んでいる土壌。水はけがよく、地層が深いため、暑くて乾燥した夏でもブドウの樹に必要な湿度を保つことができるのです。




でも一つ面白い工夫がされていました。試験にはでないと思うので、聞き流してもらっていいのですが、収獲が終わったあと、秋から冬にかけて土壌の水分を最大限に保つためにブドウの樹の列の間に穴を掘るのです。





雨はその穴にたまり、やがて地中深くまでしみこむ。夏の暑い時期を乗り切るための方法なんですね~音譜人間は、その穴にはまらないようにしないとね。





シェリーを造るためには、まずは白ブドウから白ワインを造る必要があるのですが、それがパロミノ。他にもブドウ品種はあるけれど、ヘレスで作付される95%はパロミノ。





アルバリサの土壌と相性がいいのですが、酸度が低くこれだけでは個性が薄いワインです。





甘口ワインを造る場合は、ペドロ・ヒメネスあるいは、マスカット・オブ・アレキサンドリアが使われます。