ポートワインは、もともとイギリス商人たちによって生み出されたお酒で、ブドウから造ったブランデーを加えて発酵を停止させ、長い航海を耐え抜くのに適したワインです。
ポートワインが造られているのはドウロで、ドウロは東へいくほど内陸に入るため、暑くて乾燥しがちになります。ブドウの栽培地は、険しい斜面に栽培されています。
日本でいう段々畑みたいな感じです
現地ではブドウの樹を石壁で補強したソカルコス=段々畑に植えているのですが、これが機械化を妨げているのです・・・。想像できますよね。
近年段々、機械化しやすいような畑づくりをするようになっています。(パタマレ、ヴィニャ・アォ・アルト)
ドウロの全てのブドウの栽培地の品質レベルは、1940年に初めて制定された13の基礎条件に準じて評価されていて、最高のAからFまでの等級がつけられているのです。
ですから、畑のレベルが今更上がることがない、固定されているのです。これは、ボルドーの格付けに似てますよね![]()
でも、この格付けラベルには表示されないわけですよ~、なんなんだそれは~って感じですね~![]()
ポートワインを統制している機関があって、毎年、収獲年のブドウの品質予想と最新の在庫状態を判断し、ポートの生産に使われるブドウの量を決定しているんですって![]()
なんじゃそりゃですね~。がんじがらめじゃないですか。
まずはポート優先で造って、余ったブドウはどうするか・・・・非発泡性のワインにするんですー。
そして、ポート生産用のブドウというのは、許可されている葡萄栽培地の間で配分されていて、大きな割り当てを得るためには、つまり、ポートにするにはより良好なブドウ栽培地をもっていることが重要になってくるんですね~。
うーん![]()
これは、ポートワインの生産を人工的に調整するためなんですって。
ポートワインが過剰生産されて、価格が下落し、ポートワイン造りにたずさわる人々の生計を危うくししないため・・・だそうですが、生産者の立場からしたら、自分たちのもっているブドウ畑のブドウが全てポートになるわけではないし、足りない分は、自分たちよりも等級の劣るブドウ栽培地の生産者からブドウを買わなくてはいけない。
先ほどいいましたよね、ポート生産は割当制って。つまり、自分の畑でいくらブドウが成っていても、あなたの割合はこれだけよ、あとは他から買ってね、って制度なわけです。
えーーーーーーーーーー![]()
なんちゅー五人組みたいなシステムだー。
で、自分たちが高品質なブドウを造っている場合、混ぜるのに抵抗がある生産者がいたりするわけです。で、そんなときにはどうするのか。かれらの権利を買い上げて、非公式にして使用するのだそうです・・・・。非公式にして使用するって、、、、どんな使用のされ方をするのやら。
まあ、そこまで詳しく書かれていませんが、とにかく混ぜたくない人はあの手、この手を使って非公式に色んなことをやっているということみたいです。
人間ドラマがありますね~。
結局、農業助成金の問題も関係しているみたいです。お金あげるから、みんなで造りましょう、抜け駆けなしよと言われているような感じがするのは、ラムだけでしょうか・・・。
ポートワインのこと、アドバイザー試験を受けるときには、なんちゅー覚えにくいワインだーと思ったのですが、そこに流れる人間ドラマを感じると、なんだかポートも愛らしく感じますね。
ポートワインにたずさわる者全員が生き残るための知恵かもしれないですが・・・さて、これからどうなることやらです。
非公式な部分をもっとさぐってみたいですね。ポートワイン生産者にあったときに、現状を聞いてみたくなりましたよ![]()