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幸せな畑の幸せなワイン

人と世界をワインでつなげたい!そんな思いで書いている、ワインアドバイザー・薬剤師ラムの徒然日記です。

ポートに使われるブドウ品種は、80種類以上あって、実際にはそれ以上多くのブドウ品種が栽培されているようですが、最近では、それぞれのブドウにとって最も適した場所や気候で栽培しはじめているようです。



80種類も覚えるのは大変なので、とりあえず代表的な5種類だけチェックしておきましょう音譜




ティンタ・ロリスビックリマーク



この名前を見ると、なぜかスローロリスリスを思い出すラムですが、テンプラニーリョのことです。ポルトガルの中で、このティンタ・ロリスはブレンドに精妙さを与えるために栽培されています。




トゥリガ・ナショナルビックリマーク



ドウロ地域で最も優れたブドウ品種がこれ。収量が低くて、果粒は小さく早熟。ワインはフルボディで濃縮されやすいのですが・・・栽培コストがかかるようで、そうなるとお値段高めになりそうですね・・・ということで、高品質ワインにしか使われません。




トゥリガ・フランカビックリマーク



こちらもドウロ地域の高級ブドウの一つ。完熟させるために暖かい場所を必要とし、色調深く、骨格も非常にしっかりとして素晴らしい香りをもったワインを造ります。




ティンタ・カンビックリマーク



こちら、あまり栽培されないようになったブドウだったみたいですが・・・、EU助成金のおかげで復活したブドウ品種です。



熟すのが遅くて小さな房に小さな果粒がなり、ワインにタンニンを与えます。なんか、プティ・ヴェルド的な感じですな。



ティンタ・バロッカビックリマーク



早熟でワインに柔らかさやフルーティーな風味やボディ、骨格を与えるのがこの品種。品質の高いポートの基本です。




今年のフーデックスでラムは、ポルトガルのアレンテージョから来た造り手さんと話すことあったんですが、どこの国でもそうですが、ポルトガルでも価格競争の波が押し寄せ、いくらいいブドウ品種でも、栽培が難しかったり、収量が低いような高リスクのブドウ品種は、人々が植えないようになっていったみたいです。



そうやって、土着品種が一つ、また一つと消えていくわけですが、そんな消えかけたブドウ品種を復活させようとしてる造り手さんもいました虹



素晴らしいですねチューリップ赤