ボルドーといえば、生産量の99%がAC(原産地統制呼称)ワイン、つまり、ヴァン・ド・ペイはない地域です。
このボルドーといえば、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどから造られる赤ワインと、ソーヴィニヨン・ブランやセミヨンから造られる白ワインが有名ですね![]()
ボルドーは、場所的には緯度が高いところにあるのですが、海の傍でその海に暖流が流れているため比較的暖かいのです。
暖流は、ブドウの生育期間を長くし、春の遅霜の影響はほとんどありません。秋は10月までブドウの成熟が続きます。
が・・・・場所、場所でそれぞれ抱えている問題があると前にも説明したかもしれないですが、ボルドーでは、この海からの影響で雨と湿気に悩まされるのです![]()
年間平均950mmの降雨が1年を通して続くため、開花や着果の妨害、果実の腐敗、収穫期に風味が失われるといった問題もでてきます。
したがって、トップ生産者は、未熟果や品質の悪いブドウを使用しないことで、収獲年毎にスタイルや品質に大きな差がでないようにしているんですね![]()
良くないビンテージには、青っぽい、ピーマンみたいな味わいになるようです
ボルドー地方のブドウ畑で大きな問題になることは2つ。それは、
1.カビ病
2.ブドウの成熟度のばらつき
です。
原因になっているのは、どちらも大量の降水と曇天による日照量の不足。雨が降るとじめじめして、カビが発生しやすくなりますね。
光もその強さというものが光合成に深く関係しているため、雲があるとその光の量が減ってしまう→光合成がうまくできない→果粒の糖度が上がりにくいということになるのです。
雨が降ってないからいいじゃんっていうわけではないんですね。雲がない、からっとした晴れがないとブドウにとってはよくないわけです。
ブドウをうまく成熟させるために、仕立て、葉や房の管理を徹底するのです。
この変化に富んだ気候、特に降水量に変化があるため、ボルドー地方では1つの品種にたよりきったブドウ栽培はできないのです。なので、何種類かのブドウを栽培することになるのですが、このブドウも開花や成熟期の異なる品種を選ぶのです。
ボルドーでは、13種のブドウ品種が認可されていますが、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ、カベルネ・フラン、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨンが主に栽培されています。