ボージョレ地区は、ブルゴーニュ地方の一部にみなされることが多いのですが、ブドウ品種や気候が今までご紹介したブルゴーニュとは違うため、生産されるワインのスタイルも変わってきます。
ボージョレはガメイ種から造られる赤ワインの産地で、白は総生産量のたったの1%。白はあまり出会わなさそうですね~。飲んでみたい気もしますが・・・。
このボージョレ地区の中でも、偉大なワインを造る地域とそうでない地域に分かれています。それが、クリュ・ボジョレといわれる、10の村があるあたりです。
ここは、ガメイと相性のいい花崗岩質片岩なんですね~。こういった、クリュ・ボジョレからはボージョレ・ヌーボーは造られません
ヌーボーが造られるのは、もっと南。南は砂質の石灰岩土壌。
早飲みに適しているもので、クリュ・ボジョレーのように熟成させることはしません。
よくお店で、ボージョレ・ヴィラージュっていうのを売っているのを見かけると思いますが、こちらの方がヌーボーよりも熟成が可能。
新酒が販売される11月以外に市場に出ているガメイといえば、クリュ・ボジョレか、このボジョレ・ヴィラージュ、ボジョレ・シュペリュールです。