ブルゴーニュで栽培されるブドウ品種は、超簡単ですね~。
・ピノ・ノワール
・シャルドネ
・アリゴテ
・ガメイ
の4つだけ。
ピノ・ノワールに関しては、ブルゴーニュ全域で栽培されていますが、ヨンヌ地区とマコネ地区ではほとんどみられません。ヨンヌ地区って何ーって思う?シャブリですよ。キンメリッジ階粘土の土壌は、石灰岩が多いので→→シャルドネですよね。そして、マコネの土壌は多様だけれど、褐色石灰質やカルシウム質の土壌がシャルドネに向いてます。
ピノは、昔からあるブドウ品種で、もちろんラムも好き~。でも、このブドウ栽培するのも大変そうなんだけれど、突然変異を起こしやすい。
この突然変異が起こることによって、カテゴリー的には同じピノなのに、収量や成熟の時期、風味、品質が異なるんですね~
ほーってね。
どのクローンにするのかは、造り手次第というところ。
ピノ・ノワールから造られるブルゴーニュワインの典型的なスタイルは、
『若いうちは赤い果実(サクランボ、ラズベリー、イチゴ)の風味を持ち、熟成するにつれて野菜や肉っぽい旨味といった特徴を呈する』
と書かれています。
そして、タンニンや酸味の強さは、造り手、ヴィンテージによって結構差がある。完熟したブドウを使った場合は、比較的フルボディになりやすいのです。ニューワールドのピノとブルゴーニュのピノとって、ボディが違う~って思っていたけれど、それはどこまでブドウが完熟できるのか、にかかっている部分もあるのですなぁ~。
ちなみにラムは、しっかりとした酸があって、ボディはスリムなピノが好みです。
さて、黒ブドウ品種でもう一つ、ブルゴーニュを代表するのが、ボジョレー地区で栽培されるガメイカメの絵文字はあんまり関係ないです。
もちろん、ボジョレー地区以外でも栽培されていたりしますよ。このブドウ品種は栽培が容易でヘクタール当たりの収量が高い早飲み用のワインを造るために生まれてきたブドウ品種です。
そして、花崗岩質の土壌が好き~非常に軽いタンニンで、ラズベリーやサクランボの香りいっぱいのワインができます。
そして、昨日も話しましたけど、炭酸ガス浸漬法によって、キルシュ、バナナ、チューインガム、シナモンなどの風味が加わるんですね~。
この間のWSETでも、ムーラン・ナ・ヴァンのクリュ・ボジョレーとクロ・ド・ウージョをブラインドで比較しましたが・・・どちらも似ている。クリュ・ボジョレともなると、本当にヌーボーとは違うガメイの表情が見れるんですね~。でーーーーーもやっぱり、バナナっぽさとか、イチゴキャンディーっぽさはあったかな。
でもよく似てる。すごく気にしないとわからない。たぶん、酔っぱらってたら、勝手にピノって思っちゃうよね~。
ピノもガメイも二次試験で出てきますので、違いをよく観察してみてくださいね
まだまだ続くのだ~。