ブドウ栽培② | 幸せな畑の幸せなワイン

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人と世界をワインでつなげたい!そんな思いで書いている、ワインアドバイザー・薬剤師ラムの徒然日記です。

フィロキセラの後は、ブドウの樹についてみてみたいと思います音譜





世界のワインのほぼ9割は10種類くらいのブドウ品種からしか造られていないって事実をご存知ですか~はてなマークゲー、マジでって思うでしょ。でも、それはマジなんですマジ




ワインショップの店頭にあるワインを見渡してみてください。カベルネ・ソーヴィニヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、シャルドネ・・・・などなど同じブドウ品種、それらがブレンドされていることもあるけれど、が見つかると思います。




よく見かけるこれらのワインのブドウ種は、ヴィティス・ヴィニフェラっていうんです。さっきのフィロキセラの台木になってたブドウ種とは別です。




このヴィティス・ヴィニフェラ種は5000~1万の品種があるとされているのですが、世界を見渡して栽培されワインとなっているのは、この中のゴクゴク、極々、飲む飲む(しつこいですね)一部ってことなんです。




スーパースター級の、選りすぐりのやつってことですね。





このブドウはそれぞれ、色、組成、風味が異なり、また環境によって果実ができる度合い、病害虫に対する耐性、ブドウの収量が変わってきます。





例えばフランスのブルゴーニュなんて、白ならシャルドネ、赤ならピノ・ノワールが多く造られるわけですが、例え畑が隣であったとしても、同じ味わいにはならない。ブルゴーニュ全体がグラン・クリュだったらいいのに・・・って思いませんはてなマークこの違いをうみだしているのは、エネルギーの大きさです。このブルゴーニュのグラン・クリュのある場所やボルドーの特級シャトーがある場所に流れるエネルギーは断然デカイってことなんです。




最近、パワースポット巡りとか行く人がいますが、グラン・クリュや特級栽培地は、みんなパワスポってわけです。




ブドウもパワスポが好きなのか~~ひらめき電球




このパワスポ、教会とか墓地なんかもそうだったりするんですよ。教会や墓地は、病気になった人が来る場所で、ジメジメしていると病気がよくならないから、どうしても、からっとした小高い場所に建てられるのですが、それがパワスポだったりするんですよ。




よく、ブドウ畑の中に教会があったりするところありますが、まさにそれはパワスポの証ですねビックリマーク




パワスポの話しが長くなりましたが、ブドウの話しに戻ると、ブドウは、同じ枝に何度も何度も実をつけるわけではないんですね。前年に形成された芽から生長した新梢(ブドウの樹から毎年生育する新枝のこと)だけに果実をつけるのです。




例えば、2014年に生長している新梢、この新梢の葉がついてくると、その接点に芽ができるんですが、この芽は次の2015年に新梢になるものなんです。つまり、翌年ぶどうをつける枝ってわけです。出待ちの状態ですね。



この芽の数を冬の剪定作業で調整することで、翌年の収穫量を決めるのですビックリマーク




実をつけた後、この新梢はどーなってしまうの叫びって気になりませんはてなマークこれは、実をつけたのち、冬の間に木質になるんです。




今度、ブドウ畑に行く機会があれば、木質になっているところと、そうでないところをよく見てください。





ブドウって、ぶっとい木質から、突然青々とした枝が生えているんですよ~。不思議だったんですけど、毎年新しい枝にしか実をつけないからって言われると、なるほどって思いますね。