フランク・コーネリッセン | 幸せな畑の幸せなワイン

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人と世界をワインでつなげたい!そんな思いで書いている、ワインアドバイザー・薬剤師ラムの徒然日記です。

先ほどのコラーママパンチ!パンチ!パンチ!の続きです。



わたしの人生、突っ込み所満載です。



いきなりここから読み始めた方にちょっとご説明すると、フランク・コーネリッセンは、アンフォラを使ったワイン造りをする方なのです。なぜに彼がでてきたのかはてなマークと思う方は、すみませんが、こちらをどうぞ。http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventrypreview.do



わたしが飲んだのは、マグマ 01。で、この時のコメントが、酸やボディがしっかりしてて、鉄っぽい。でも、角が取れている、、ってよくわからないコメント。要するに、複雑すぎるのです。



テイスティングコメントはお粗末すぎますが、造り方をノートにしっかり書いてありました。なんせ、世界に515本しか流通していないという、お宝ワインなのです。



ブドウの生育期間中は、1本の樹に2-3房だけ残すように調整。さらに、残された房も糖分がブドウ全体に均等に行き渡るように下部を切り落とした。10月20日に収穫を行い、その2日後、機械を使いつつ、手作業のように優しく除梗したブドウを足踏みでプレス。アルコール発酵は30日におよび、果帽が浮いてこなくなった段階でアンフォラに蓋をした。乳酸発酵は、2002年1月第2週にはじめ、4月に完了。圧搾後、ワインをアンフォラへ戻し熟成。




フランク・コーネリッセンは、もともとベルギーやオランダへのワイン輸入、ワイン紹介を仕事にしていました。そんな彼が自らのワインを造り始めたのは2001年。



その場所はシチリア島のエトナ山の麓でした。



フランクの目指すワインは、人的関与を極限まで廃した、自然派の究極ともいえるワイン造り。わずか3ヘクタールの畑には野生のハーブや草花が茂り、肥料や農薬を用いず、土本来の力を引き出すことをっ特徴としています。




収穫もひと株あたり300グラムという低収量でダメージを受けた果実や熟度の不足している粒をひと粒ずつ手作業で取り除いているということみたいです。



農薬もボルドー液ですら基本的に使用しないスタンス。当然のように二酸化硫黄も完全無添加でノンフィルターの瓶詰め。



発酵熟成には、土に埋めたアンフォラと呼ばれる素焼きの壺を使用。これは、古代ローマ、ギリシャなどでワインやオリーブオイルの保存に使用された陶器で、フリウーリの「ヨスコ・グラヴナー」がグルジア産のアンフォラで熟成されたワインに感銘を受けて使用したことで一躍注目されたものです。



マグマは単一畑の厳選したネレッロマスカレーゼ種のブドウから造られる彼のフラッグシップワイン。




このワインを飲むときにも、注意が必要で、ワインは必ず16℃以下で保存、輸送し、ボトルを開けた際には、デカンティングはしない。可能であれば、ブルゴーニュやバローロタイプのグラスに12~14℃くらいの温度で注ぎ、そこでテロワールの香りと変化と発展を感じ取れ!というのが造り手である、フランクからのメッセージです。



味わいが複雑すぎて、それに合う言葉を見つけることができない・・・そして結局、全部飲んでしまった、という感じのワインでした。



気になる方は、是非ビックリマーク