自らの労働条件は自らの手で! 教え子を再び戦場に送るな!日教組・東京教組と共に闘おう!
NEWS 江戸川区教組
2023/9/4 No.2305 江戸川区教職員組合(江戸川区中央3-7-11-102江戸川区平和運動センター)
江戸川区小学校教科書が採択されました!
〇国語⇒光村 〇 書写⇒光村 〇社会⇒東書 〇地図⇒帝国 〇算数⇒教出 〇理科⇒大日本 〇生活⇒東書
〇音楽⇒教出 〇図画工作⇒開隆堂 〇家庭⇒東書 〇保健⇒大修館 〇英語⇒開隆堂 〇道徳⇒教出(出版社名略称掲載)
同封の青年部のアンケート 宜しくお願い致します。
尚、9月8日(金)、10月6日(金)タワーホール船堀305号室にて、分代(職場の現状について話し合い)を行います。
そこで直接話を聞き一緒に対策を考えることもできます。
お待ちしています。
夏の合宿「東日本大震災&原発フィールドワーク」「学習会」を終えて
コロナ禍で中止を余儀なくされていた区教組夏の合宿を再開しました。
福島県いわき市から双葉郡浪江町までのフィールドワークと参加者の参加者による参加者のための学習会を行いました。
日程と内容は以下の通りです。
◎29日(土) ▶夜の学習会
◎30日(日) ▶東京電力廃炉資料館 ▶とみおかアーカイブス・ミュージアム
▶東日本大震災・原子力災害伝承館
▶震災遺構浪江町立請戸小学校 ▶夜の学習会
◎31日(月) ▶朝の学習会


(震災遺構浪江町立請戸小学校)
<学習会参加者からの提起>
「区教組が大ピンチ」「コリアフェスタについて」「学校図書室」「2023教員人生双六『給特法と人事考課のある世界』」
「少子化を考える」「ことばの教室の指導」「日本の戦争」「映画『生きる』-大川小・津波裁判を闘った人たち-を観て」
「辺野古座り込みに参加して」「温暖化を考える」「マイナンバー制度に潜む国民監視の危険な罠と闇の数々を探る」
<参加者の声>
〇お疲れ様でした。良いフィールドワーク、良いレポートありがとうございました。
〇さすが江戸川区教組の伝統的行事。合宿教研のレポートは、どれも今の時代に
即した適切で時機を得たテーマばかりでした。とても参考になりました。
〇今回夏の合宿に久し振りに参加し、たくさん勉強でき、たくさんおしゃべりして
とても良かったです。
〇合宿に参加したら元気になりました。ありがとうございました。
〇夏の合宿、久し振りに楽しかったです。たくさん話して、学び、食べて、飲んで…
交流もできました。
【7/30毎日新聞記事「教育の森」一部掲載】
“通知表廃止 神奈川・香川小の挑戦”
茅ヶ﨑市立香川小学校では、教員が議論を重ね通知表を廃止した。
そもそも通知表は必要なのか。前校長の國分一哉さんに聞いた。
―中略―
完全実施となる新学習指導要領について、教員間で勉強を始めた時だった。何を学ぶかより、どうやって学び、どうやって身近な課題を解決するのかに重点が置かれている。
香川小は、新たな要領をこう解釈した。
教員から「テストの結果で成績をつければ、要領の趣旨と矛盾するのではないか」との指摘もあり、通知表のあり方が話し合いのテーマとなった。
―中略―
メリットとデメリットだけでなく、原点に立ち返って議論を重ねた。
数か月たったある日、「通知表とは違う形で評価を伝えてはどうか」との意見が出た。
通知表は、「学校が必ず作成しなければならない」とのイメージがあるものの、実は法的根拠はない。様式や内容すべて校長の裁量となっている。
議論を見守る國分さんは教員に、「出さないことも一つの方法としてありだ」と伝えた。
20年1月、子どもたちの成長に「プラスとなる評価を伝えていきたい」として、教員の総意で通知表の廃止を決めた。
國分さんは振り返る。「校長や教育委員会から言われたことをこなすだけだと、学校は崩壊します。教員ひとり一人が学校経営に寄与し、話し合うことが大切です」
―中略―
香川小の改革は道半ばだ。22年末に実施した保護者アンケートでは、通知表の廃止に、「賛同しない」「どちらかといえば賛同しない」が計51%で、
「賛同する」「どちらかといえば賛同する」の計38%を上回った。
國分さんはこう受け止める。
「保護者が『うちの子をちゃんと見てくれている』と思ってくれれば、理解を得られる。先生がプロとして真剣に子どもを見て、的確に保護者に伝えることができるようにしなければいけない。
それが一番の課題です」
―中略―
先が見えない時代。グローバル競争に勝ち残れる教育を求める風潮に対して、國分さんは言う。
「競争に打ち勝つだけでなく、協力してお互いを認め合う。」子どもたちが感じる序列をなくし、学校の価値は『そこじゃないんだ』と言いたかった。子どもを成長させるための評価って何だろう。
香川小の取り組みから、そんな議論が、たくさん起こればいいなと思っています」
💛今の時代に、“こんな校長もいたんだ❕ こんな学校もあるんだ‼ こんなこともできるんだ❣”と、驚かされました。
保護者も巻き込んでの取り組みは大変な挑戦です。
國分さんの、「保護者が『うちの子をちゃんと見てくれている』と思ってくれれば、理解を得られる。先生がプロとして真剣に子どもを見て、的確に保護者に伝えることができるようにしなければいけない。
それが一番の課題です」の言葉が胸に響きました。
教科だけでなく、責任感とか思いやりとか…そうした評価も、一人の教師が30~40人もの子ども一人一人を観きれているかというとそれは不可能で、評価すべきことなのかも問われるべきだと思うのです。
職場の現状は…職員会議がなくなり、朝会や夕会も伝達場所でしかなく、教員が学校経営に口を出す機会は、そぎ落とされています。
しかし、この記事を読んで、私たちもどんなに小さな一歩であっても、声にし、行動する勇気を出したいと、そして、それを支えるために、区教組はバックアップしていきたいと思いました。
8.9 滝野公園にて 平和を守るための集会が行われました。
集会の後のキャンドルデモ(滝野公園~西葛西の恐竜公園)は、天候が不安定で残念ながら中止でしたが、被爆者団体「江戸川親江会」会長山本さんの話をはじめとして、
広島の平和記念式典に参加された方の話などを聞くことが出来ました。
「核兵器禁止条約を国連会議で採択した結果賛成国は122ヵ国で、国連加盟国の約63%。米国との安保を断った比国は、独自に批准している。
ところが日本は、核兵器のない世界と恒久平和の実現に向けて力を尽くすと核軍縮を声にするが、核廃絶とは言わない。
これからも、核廃絶を言い続けていかなければ、恒久平和はありえないことを訴えられました。
広島での平和記念式典では、岸田首相の話にたくさんのヤジがとんだとのこと。
会場の周りで繰り広げられたデモの人数も多かったと報告がありました。
テレビでは報道されない広島に集う人々の生の声だなと考えさせられました。

<当面の予定>
◆9月分会代表者会 日時:9月8日(金) 18時~20時 場所:タワーホール船堀305号室
◆10月分会代表者会 日時:10月6日(金) 18時~20時 場所:タワーホール船堀305号室
生活と権利を守るためにみんなで力を合わせましょう!
江戸川区教職員組合加入届
江戸川区教職員組合 執行委員長 様
私は江戸川区教職員組合に加入いたします。
( )学校分会 氏名( ) 印
※NEWSに追加変更がありましたので、改めて掲載しなおしました。