◆8月3日朝起きたら妙に体が重い。
これが倦怠感と思わせるような嫌な感じ、慌てて熱を計ったら37度3分。
平熱は35度8分ほどだから、近年出たことのない熱だ。
そういえば前の晩 やけに疲れたなあと思っていた。
それでも感染を認めたくなくて、午前中様子を見ようと寝ていたが、熱は下がらない。
市川市の発熱外来病院を調べると 幸い近くの診察券のある病院が見つかった。
午後の診察時間に電話をすると、本当は昼休み中が発熱外来の受付時間だが、外(室内だが)で待つことになるが来てくださいとのこと。
すぐに自転車でいくと これまた幸いすいていて、10分ほど待っただけで、診察室に通された。
熱は36度台に下がっていたが、症状を説明。
抗原検査とやらで鼻に長い綿棒を突っ込まれ痛かったが、あっという間に陽性が判明、コロナ感染者となってしまった。
薬を処方され、10日間の自宅療養、同居家族は5日間の自宅隔離、保健所と厚生省の届けを説明されて病院を出た。
これまた15分くらいか。
薬については、新型コロナウィルス感染症の治療薬として特例承認されたラゲブリオ・カプセルについてリスクの説明を受け、
飲むか飲まないか自分の判断を迫られ、同意書を書かされた。
すぐ判断しなければならず、取り合えずもらっておこうとなったのだ。
処方箋をもらい近くの薬局に行き、やはり外で待たされ、10分くらいで薬を受け取り(無料)、自宅に帰ってから電話して薬の説明を受けた。
これまた幸い近くに別宅があるので、夫に弁当を届けてもらい、どっと疲れが出て、薬を飲んで寝た。
治療薬ラゲブリオ・カプセルは必要ないかなと思いつつ飲んだ。
これが大きくて飲みにくく ストレスを感じつつ、5日間全部飲んだ。
夜37.7℃
◆8月4日朝35・9℃ 昼36・4℃ 夜36.6℃
平熱になったためか倦怠感はなく、喉の奥や鼻に多少の違和感。
食欲あり。
薬は①トラネキサム錠毎食後3回 ②テプレンカプセル毎食後3回 ③コタロー麻黄附子細辛湯エキスカプセル毎食前3回 ④ロキソプロフェン錠朝夕食後2回
⑤フェキソフェナジン塩酸塩錠朝夕食後2回 ⑥カロナール錠200頭痛・発熱時(飲まずに済んだ)そして⑦ラゲブリオ・カプセル朝夕食後2回
市川市保健所への登録 何回も失敗しながらなんとかスマホで登録
問題は厚生労働省MyHER-SYSへの登録 何回やってもアクセスできない
これで午前中を使い果たし、午後もやる気起こらず。
食事は食材を届けてもらい自分で調理、
◆8月5日朝35・9℃ 昼35・9℃ 夜35.4℃
保健所から電話で健康観察、MyHER-SYSに登録できないと連絡が来る。
食糧支援を要請する。
MyHER-SYS登録に時間を使い失敗、疲れ果てる。
平熱だからやるが、発熱していたら絶対無理。
◆8月6日朝35・8℃ 昼35・9℃ 夜35.9℃ 酸素飽和度 97 脈拍数60
パルスオキシメーター届く。
早速計った。
軽症で大丈夫と思っていても、実際に酸素飽和度が数値で示されると格段に安心感が増す。
電話での保健所の問い合わせにも元気に答える。
でも保健所職員の電話の問い合わせ労力を減らすためにも、何とかMyHER-SYS登録を成功させねば。
◆8月7日朝35・6℃ 昼35・7℃ 夜35.8℃ 酸素飽和度 96 脈拍数58
一時自宅に戻り、パソコンとスマホで何とか登録成功、それにしても入力内容が多すぎ、一つでも違えば登録できない。
医師が登録に時間がかかりすぎるとねを上げるのもよく分かる。
これで保健所からの問い合わせもなくなる。
さらにうれしいことに、食糧支援の段ボールが届いていて、中を開けたら宝箱のように様々な食べ物が入っていた。
何よりうれしいのはお菓子、初めて食べるものもあり、早速いただく。
缶詰めでは焼き鳥自宅療養者への愛を感じました。
(つづく)
<K.O>